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規制線の張られたお店?

 先日、出張ついでに、最近オープンした某ショッピングモールを訪れました。そこで、出会ったのが「規制線の張られたお店」でした。最初に見たときは、「何か事件か」「工事中かな」と思ったのですが、どうもそういう店づくりだったようです。
 正面の出入口(ヒト二人が通れる程度)以外は、規制線が張り巡らされていました。某ブランドバッグの専門店なので、たぶん万引き防止のために、店頭をふさいでしまったのでしょう。昨今は人手不足だから、店頭で商品を物色するお客様の様子をしっかり「見張る」ことができません。そこで規制線を張って、万引き犯が近寄れないようにしたようです。案の定、店前を通るお客は誰一人として立寄ることなく、安全は保たれているようです。
 でも、これでは商売にならないのではないでしょうか。ショッピングモールに入っているお店なので、本来は「ひやかせる」お店のはずです。ブランドバッグといっても、スーパーブランドほど高価な商品ではありません。
 ひやかせないので、誰も近寄っていません。万引き防止が、お客の入店防止になってしまったようです。
 規制線に囲まれた檻のようなお店に、販売員2人が所在なさげに立っているのが印象的でした

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