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続・恐怖劇場0番地

お疲れ様です✋

『真夏の怪談まつり2024』

再びチャレンジします~( ゚ε゚;)☝️💦

ちなみに、今回すべての写真は借り物です。
あ・当然ながら音楽も…
いつも、ありがとうございます~(^.^)(-.-)(__)

で・今回は…
ざっくりと短編フィクションにて。

『 どうにもとまらない 』


それは遥か昔の土曜 深夜の誰もいない道路…

私の車は情けない事にガス欠となり
二車線ある道路左側端に何とか車を止め
これからどうすっか?と…考えていた。

あ~まいったな…何か同じところを
ぐるぐると回ってるような感じなんだよなぁ 
それにしても、此処は何処なんやろ…( ゚ε゚;)
ふと腕時計を見ると…午前3時が過ぎていた
仕方ない…夜が明けるまで待つか。

すると後方、暗闇の中から…
ソレ・タコ・デュアル で改造されたと思う
改造車特有の排気音が響いて
私の車、右手車線に近づき止まった…

今、振り返って思うと…あのエンジンと排気音は
腹をすかした獣のような感じだったかと。

助手席の窓が降りて…よく見ると意外にも
金髪で髪の長い女が運転していた。
だが、髪が長すぎて顔半分しか見えていない…
そして、その女は…運転席から降りずに車内から
笑みを浮かべ…

もうこんな時間だから
近くのホテルに泊まったらと…言い
良かったら、そこまで乗せてあげると
言うてくれた。

所持金は…給料出たばかりやし
手持ち聖徳太子が三枚あって心強し!
渡りに舟って事で、有り難く乗せてもらう
事にした。

助手席に乗り、彼女を見るとなんとも言えない
魅力が彼女に感じられ…

と 思った瞬間、突然に急発進で
猛スピードで走り出した!

ええ❗️なんやコレは❗️

すると…その内道路から外れ狭き道を
また猛スピードで走り抜ける

止めてくれ❗️

たのむ、もう止めてくれと言い
彼女を見ると目がトロンとしていて
何かに酔っているような感じだ…
もはや、その獰猛な車と一体化したかのような
狂気さを感じた。

すると、右カーブを曲がり損ね
案の定…車右側全方を壁に接触させ…
右側のヘッドライトが破損
尚もバックしては後方テールランプ付近を破損…
それでも 走り出し…全く止まろうとしない
そうこうする内に…夜が明けだし
少し霧がかった感じになり出すと
ようやく車を止めてくれた。

もう、、私は車酔いでボロボロだったが
一瞬の隙を見て車から逃げ出した。
すると…女は初めて車から降り
私を睨みつけている。


その時、風が吹き…


髪で隠れていた方の顔が
見えたのだが…
それは❗️言葉に出来ない程の
無惨なものだった。
生かしてはおけんぞ❗️的な感じで
ほぼぶっ壊れた車に乗り込み…

エンジンを始動、私を轢き殺そうと…

フルスロットルで向かって来た❗️



どういう訳か…私は轢かれずに済んだ…
そして、夜は完全に明けて太陽が顔を出していた

ふと道路を見ると幾つものタイヤ痕があり
そして、ひとつのタイヤ痕が真っ直ぐのびており
それを、足取り重く追いかけて見ると…
橋を作る工事を示唆した看板に出くわした
そう・その先は道が無くて
あの女と車は落ちたようだ…


Thinking about it, what was that…?


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