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仮面ライダーマイゼンを担当して

先日、YouTubeにおいて

ヤスエダ-YASUEDAさん制作の「仮面ライダーマイゼン」が完結しました。

私はこの作品に脚本担当として第二話から参加させていただいたわけですが…。




いつか特撮関係の脚本を書きたいと思っている私にとって

これほど魅力的なお話はありませんでした。

この約1年間、とても楽しく書かせていただきました!




今回はこの「仮面ライダーマイゼン」について

脚本担当した立場からの感想なんかをまとめてみたいと思います。










2022年8月末、大人気YouTuberまいぜんシスターズさんの二次創作・まいぜんアニメの一つとして

本作は華々しくデビューしました。

この第一話が予想以上に好評を博したため、第二話、第三話…と続けるにあたって

脚本制作のご依頼をいただいたわけです。




最初は大好きな特撮のお話が書ける!とただウキウキしていた私ですが

第一話への好反応と期待値を見てちょっとビビったり(笑)

台詞なしアニメということで、どこまで表現できるだろうか?と不安だったりと、

最初は結構悩みまくってましたね。

まぁいざ書き始めると普通に楽しんで書き進めていきましたけど(笑)




第二話公開当初はめっちゃくちゃドキドキしてました!

「第一話に比べて内容がくそつまんねぇ」とか

「良かったの最初だけだな」とか言われてたらどうしようかと。

コメントを読んだ時はホッとしました。

受け入れていただけた!って。




それでは、オリジナルで制作した部分について

ちょっと思い出を語ろうかと思います。







★ヒナタについて

ヒロインがいないので出してほしい、とのお話を受け生まれたのがヒナタです。

ストーリー上の賑やかし、マスコット的存在として活躍してもらおうと思って

とにかく元気でパワフルな女の子にしようと思いました。

ぜんいちのことが大好きで、相棒のマイッキーにライバル心を抱いている女の子。

最初はそれだけのつもりでした…

気付けば超重要キャラに(笑)

カードの浄化能力だったり、最初からビルドの美空をイメージしてはいましたけど、

まさかアレイになっちゃうとはね…

あまりにも可愛くて素敵なキャラが登場したものですから

ほんの少し設定が変更になりました。

当初はただの女の子かと思っていたのが重要な存在になっていくというのは

仮面ライダー界ではよくあることですから問題ないです!

カブトのひよりちゃん、ウィザードのコヨミちゃん、鎧武の舞ちゃん…たくさんいますし(笑)

初めて姿を見た時は予想以上に可愛くて嬉しかったです。







★ミカゲについて

普通にモブカードを集めていくだけじゃ面白くないし、毎回お話の最後に引きが欲しかったので

敵組織にも仮面ライダー的な存在を出そうと思いました。

名前はヒナタ(日向)と対になるように「影」と入れたくてミカゲ(御影)に。

こちらも最初はただの最大ライバルで終わるはずだったんですけど、多くの期待と盛り上がりを受けて

3号ライダーへと昇格(笑)

予想外にカッコイイキャラに成長した気がします。




ちなみに、終盤に登場した超襲撃者の少年の名前はコウ(光)

特に複雑な設定があるわけではないのですが、超襲撃者側にいる「善人」ということで同じ系統の名前を付けていました。

本編中には出てこない名前ですけど(笑)







★ストーリーについて

大まかな流れや展開は私の方で考えて書かせていただきました。

どのモブカードを使うか、戦闘に至るまでの流れ、キャラクター設定などですね。

毎回どんな引きを作るか、どんな盛り上がりを作るか考えるのは楽しかったです。

モブカードの能力をどうストーリーに活かすか?

こういうのは楽しい悩みでしたね。

それにしてもマイクラ、面白いMob多すぎですよ(笑)

メインとなるバトルシーンについてはほぼお任せしていました。

おかげで完成した動画を拝見するたび、私もイチ視聴者としてバトルを楽しんでました(笑)

本家でもバトルシーンは監督の腕の見せ所のようですしね!










以上、マイゼン思い出話でした。

語れることもまだまだありそうですがとりあえずこの辺で。




本当に楽しいお仕事でした。

見ていただいた皆様、本当にありがとうございました!

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