ツバキ文具店の続編が、 多数存在していたことに 今頃気づいてしまった。 鎌倉のこころ易きイメージは なんだろう… 三上延さんの ビブリオ古書堂シリーズも 海と電車と駅がぴったり。 私の大好きな足摺岬からの 群青な海とは 少し違うけれども、 この海沿いの町のお話を 早くみつけてこよう。
好きなんです。 こころも体も フツーの人たちとは 離れたトコロにいて 自分でつくった機関車で 信号機も十数機ある 庭園鉄道を、毎日はしる。 いつかのエッセイで 数トンの土が欲しいと… それから、 彼の話を聞きたくなったのだと思う。 そして、今日もお勉強になった。 「棚」と書いて 「しがらみ」と読むらしいw
恐怖政治下のドイツ。 戦争終結直前に 体制に対する不信に動かされた 少年たちが、 旅に出て発見したものは 今も消えることのない 人間の犯した歴史上最悪の掠奪。 ホントは 見上げていたい大人が そうでなかったら？ 歌うべき時に 歌わなかった大人は？ フィクションと言われても 多分、こんなことは 国中の至る所にあった あの場所の数だけ あったに違いない 戦争という行為に 真の勝者は無い せめて、その記憶を歌え 歌われなかった海賊と ただ、その存在を ただ、問答無用に奪われた人
後で聞いたのだけど、 著者、22年ぶりの2作目だそう。 IT企業プロトコルの中井、 部下で友人の伴と 出張ついでに訪れた 澳門のカジノで 「あなたは、王として 旅を続けなくてはならない」と 予言めいた言葉を告げられるのに この主人公動じません。 始まれなかった恋が こんな形でこじれるのね 次作も、楽しみです。
