薪窯ピッツァ@調布市染地
新緑の季節になると、多摩川そばのピザ屋さんを思い出します。週末だけの店です。
初めにピザとドリンクをカウンターで注文して会計も済ませます。
風が吹き抜けて庭を眺められる店内のカウンター席も良いのですが、今日のような明るく晴れた日は奥の庭のテラス席が最高です。
ふふふっ
ピザがやってきました!
あっつ熱でモチモチの生地が美味しいのです。そして、ソースや具は素直な味付けで、生地との相性もばっちりです。きっと、小さい子から高齢の方まで皆が好きな味です。
ドリンクは、温かい紅茶を選びました。日差し、気温は暑いけれど、空気が乾いていて木陰が心地よく、温かいドリンクがちょうど良いのです。
ゆっくり飲みながら、土手を散歩する人や犬、サイクリングする人などを眺めます。時々、「こんなところに店がある」と驚いている様子な方も。
程よい距離なので、街中のテラス席とは全く違う気持ちよさを満喫です。
この雪のように白くて、こんもりとした塊になって咲く花の木が、どうしても気になりました。店のご主人に木の名前をうかがうと、「それはね・・・」と壁の方へ案内してくれて、教えていただきました。
植物に詳しいお客さんが紙皿に木の名前を書いてくれたので、壁に取り付けたそうです。名前を忘れないように写真に撮りました。
まさに、店のシンボルツリーですね。
調べてみると、市内の深大寺付近にも同じ木があって、名所になっているとのことでした。深大寺はよく行くのに、知らなかったなんて大ショック。なので、初めて見たのだと思います。
庭には様々な遊具が置かれていて、自由に遊べるようです。
手作り感たっぷり。子どもに戻りたい。
お父さんと小学生兄弟が散歩で通りがかって、ひとしきり遊んで去っていきました。そんな感じに庭はオープンです。
ふと気づくと、鳥の一家が庭に遊びに来ていました。庭の草花をつついています。草花ではなくて、隠れている虫を探しているのでしょうか。
姿は見えなかったけど、ニワトリの声が聞こえます。小屋があったので、その中かな。でも、ニワトリは気まぐれ、愛想なし。
そんなこんなで、ゆっくり食事と庭を楽しみました。店の方に「ごちそうさまでした」と一声掛けて、店を出ます。
さて、散歩しながら帰りましょう。
庭と土手の曖昧な境界を越えて、土手に上がりました。店を振り返ると、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでました。
草花だけでなく、樹木の茂みもあります。
土手の道を歩くと、キロポストがあることに気づきました。
「多摩川左岸」とありますね。上流から下流をみて左右を決めるのでしょうか。
上空からセスナ機の音が近づきます。調布飛行場へ向かっているのかも。
空を見上げると、青く眩しい空に小さく遠ざかる機体が、夏が近いことを教えてくれているようで・・・
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