鳴子温泉さんぽ
秋が暖かな日が多くてうっかりしていたら、12月はやっぱり冬ですね。東北へ行ったら、きちんと季節は変わっていることを実感しました。そして今年初めて雪を見ました。
まず向かったのは鳴子温泉です。
東北新幹線の古川駅から陸羽東線に乗り換えます。
久しぶりのディーゼル、二両編成。そして、ボタンを押してドアを開けます。
田んぼが続く〜
窓の汚れは、そんなものだよね。
空は青くて風が強そう。
初めての土地だと子どものように窓に張り付いて眺めてしまうのです。
さてさて…のどかなローカル線に揺られて45分ほどで鳴子温泉駅に到着しました。
駅舎は温泉駅らしい。
今日は足湯に入りませんでした。いつ足湯に入っても良いように、以前温泉宿で買った手ぬぐいを持ち歩いていたのに。
あまり人影がない…けど
晴れているのに、雪が舞っています。積もるほどではないようで、傘は不要かな。
山の木々に粉糖を振りかけたような雪がきれい。
駅前から坂道を上ります。
あら、いい感じのこけしさん。
カーブを描く廊下のような建物に入ると、前にいた方がついさっき出て行ったようで、私ひとり。
手湯に浸かってぼんやりすること、しばし。うーん、観光ポイントにひとりだと変な感じ。贅沢にゆっくりすれば良いのに、何となく落ち着かない。
外に出ると、広場は一面の雪野原でびっくりです。昨日あたりに積もったのでしょうか。さすがに道路や公共の場所、家などは雪はすぐ片付けるから残っていないのでしょう。
斜め向かいに、鳴子郵便局がありました。風景印に"かわいいこけし"がデザインされていることは知っていました。見つけてちょっとうれしい😊
でも、今日は日曜日なので、直接風景印は頂けず、残念です。後で郵頼しよう。
近づきまして…
様々なポストデザインを見ましたが、"こけし"ほどポストに似合うモチーフがあったでしょうか!
かわいい〜😊
もう少し歩きましょう。
旅館やホテルが並ぶ一角から温かそうな湯気が出ていたので、誘われるように歩きます。すると、神社があるようです。初めての訪問ですから、ご挨拶しなくては。
濡れた落ち葉や所々の雪のため、ツルツル滑りそうなこわい階段を昇ります。
昇り切ると車はまあまあ駐車されているけど、人の気配はなし。近くのホテルの駐車場と神社の境目が曖昧なのかも。
お参りをしまして、さて。
道を下り、こけし通りに出ました。静か…ですね。日曜日だけど。
あてもなく歩いたのですが、この日は営業しているこけし屋さんはほんの少しでした。正直、入りにくい雰囲気…
雪もちらつき寒いので、あらかじめ調べていたカフェ「cafe gutto」でひと休みしましょう。
ここは若者達で賑やか✨良かった〜
何だかうれしい気持ちになりました。
周りの話し声がじんわり沁みる…
外で誰にも会わなかったわけではありません。けれど、雪の日の暖かいカフェの"ざわめき"はいいものですね。
プリンと紅茶でひと休みしたので、駅へ向かいます。
あっという間に鳴子温泉駅に到着しました。
実は今日の宿泊は鳴子温泉ではなくて、隣駅なのです。では、久しぶりにキップ(下車駅はICカード未対応)を買って向かいましょう😊