みはし@上野
小雨が寒々しい上野の山から下り、いつもの店「あんみつ みはし」を目指します。
この日は、東京国立博物館の初日を楽しんだのでした。
いつしか、博物館のあとは「みはし」に寄るのが定番になってきました。
さてさて、何を選ぶか…迷う、迷う😊
お腹空いたので、軽食とおやつにするつもりだったのです。
あーでも、「田舎しるこ」にするかなあ。
いや、この店「みはし」ならではの「あんみつ」でしょう。
ところが…
隣のテーブルの注文に、つい、釣られてしまいました。「おでん」が急浮上して、すべてを抜き去り、言葉となって私の口から出ていました。
なぜ…?
こうなったら、おでんはご飯を付けない単品にして、「いそべ巻」だ!
何がなんだか、初めの迷いが意味ない感じですけどね。お雑煮は食べたことあったのですが、「おでん」は未食、深層心理にあったのかもしれません。
一方、餅は米屋か菓子屋に限る、と思っています。いつも甘味屋で食べるとき甘い餅が多く、醤油が香ばしい「いそべ巻」を直感したのかな。(みはしの雑煮は、上品な"おすまし"なのです。)
待つこと、暫し。
初めに「いそべ巻」が運ばれてきました。
焼き加減、最高。
醤油も香ばしいし、海苔も美味しい。
餅3つは多い気がしたけど、美味しいから食べてしまう。
2つ目の餅を食べている時に、「おでん」登場。
お出汁が美味しい!
その出汁をたっぷり吸った大根、こんにゃく、豆腐、はんぺん、たまご…
餅とおでんの幸せな往復でした。
ここでお腹いっぱい。
追加注文は諦めました。孤独のグルメの五郎さんの胃袋が欲しい。
しかし、お土産あんみつをしっかりゲットした次第です。
自宅で「みはし」を味わう、これも幸せな時間でした。
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