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ため息、

写真はおそらく工事中についたワンコの足跡です。かわいい🫠

今日は散々メンションしてきた大学の対応について、そしてそれを受けてどう考えたか、そのほか授業のことなど書こうと思います。

こんなもん‥なの?

ここらへんはずらずら書いても意味ないと思うので端的にまとめると正直とても留学生をたくさん受け入れてるとは思えない対応だったなぁと思うな。ビザ関連の説明も、広いキャンパスの解説もなければ教室を探すのさえ一苦労。履修登録も説明らしき説明はなく互換も相まって本気で禿げるかと思った。(ここらへんは留学先大学にどーのこーの言ってもどうにもならないと察したので自分の日本の大学と調整しながら解決(?)しました)。そしてメールの返信も返ってこないし返ってきたとしても遅いし。ビザの切り替え関連でうまくいかず罰金を払った人も複数人聞きました。これって大学が、もう少し事前に全部しろとは言わないから少なくとも説明くらいはしてたらこんなことにはならなかったんじゃないの?と思います。流してる情報も正しくないし。なんならずっとビザ関連の手続きで苦しんでるし。日本に帰国する予定だけどこれでもし何かがあって帰れなかったらもう人間の姿ではいられなさそう。留学生用のグループチャットでも色々な面で苦情を見かけました。そもそも事務局のキャパがないなら、足りないなら、受け入れなければ良いだけの話。できないのならできないと言えば良いだけの話。それが嫌なら学生のボランティアを募集したりして体制を改善すれば良い話。方法はいくらでもあると思う。Q&Aセッションを小1時間設ける、メールでまとめて回答する、そういうことをすれば省ける作業もたくさんあるはず。大学ランキングなどで留学生の数が重視されている今、交差する思惑が色々あるのは重々わかりますが、留学生もお金と時間をかけて来ているというのは理解してくれても良い点なのではないかと感じました。

ただ、こんな声が犬の遠吠えに終わってしまうほど大きくなった組織をどうにかするというのは難しいということがよくわかりました。こうやって何かを良くしていこうと考え動く人たちの努力が批判されたり徒労に終わるのは本当に悲しいことです。そうやって何度も人類はミスをしてきたんだと思います。だからもし自分が将来誰かの上に立つようなことがあったとしたら、絶対にそういう声をちゃんと拾える大人になりたいなとずっと思ってます。たぶんこの考えはこれからも変わりません。

衝撃

1個目のブログにも書いた通り自分のモチベと大学の対応とで色々パンチをくらい、無事に不時着を経験したわけですが、授業に関しては満足しています。留学生対応は全く別問題として、名門大学として扱われている所以はここだろうなと感じます。

私は全ての授業を英語で取っていますが、大きな規模の大学なのに超少人数のセミナー形式で今のアジア情勢についてディスカッションしたり、フィールドワークに行ったり、グループでプロジェクトができたり、超interactiveです。

そして授業に参加している学生も世界中から満遍なくいるのが特に良いところだと思います。私はいわゆる純ジャパなので、海外のバッググラウンドがない日本人としてこういう話し合いに参加できるのはすごく意義があるというか、毎回身の引き締まる思いで参加してます。

「日本人の君にはoffensiveに聞こえるようなことも言うけど、質問があったらいつでも聞いてほしい」
「日本ではこれはどう考えられてる?」

など学生のバックグラウンドに合わせて教授が最大限配慮してくださってるのもヒシヒシ感じます。自分の興味分野ではないからこその視点というか、自分が感じたことをちゃんと大事に取っておきたいなと思います。

だからこそ本当に、学生サポートが砂漠なのが本当に勿体無い。自主隔離の時の入寮の管理も杜撰なものでした。併設している語学学習センターと授業を並行して取れますが、スケジュール調整の日程が噛み合っていないせいで結局言語科目が取れない、なんてパターンもざらにあります。現に私も希望したクラスとは全く別のクラスに配置されました(希望はおそらく通りますと案内されたにも関わらず)。センターの正規生と留学生の区別がついておらず間違った対応をとられたり、カウンターに行って嫌な顔で対応されたりしたこともありました。

「これが留学」と一蹴してしまえばそれで済むのでしょうが、本当にそれでいいんだっけ?と非常に疑問に感じますね。じゃあ来なければ良い話、と言う人もいるかもしれないけど、こんな内部の話は来てからじゃないと分かりません。コロナ禍でした。体制もルールも目まぐるしく変わっています。どうやって知る術があるでしょうか。教えてくれ、という気持ちです。

色んな学生がいます。単位を互換せずに自由な時間を楽しみにきている学生もいる、言語習得にフォーカスしている学生もいる一方で、卒業に関わる留学をしている学生も多くいます。それぞれの学生にそれぞれの事情がある中で、こういうやり方でいいんだっけ?と何回も考えてます。

自分の大学が小規模なだけに比較的そういう動きが可能な中でこれまで過ごしてきました。海外の大学のみならず、日本の大学でもいろんな事情がある学生が必要な支援を受けられていないのかな、あるべき対応を受け取ることができていないかなと思うと、誰のためのなんのための教育なのか疑問に感じます。

ひねくれたことを書きますが、まぁ、だから留学は一部の富裕層にぴったりな学習経験なんだろうなとも思います。でもそれが時には高く評価される時代です。

失礼しました。こういう話題になると思うことがたくさんあり、長くなりそうなので、ここら辺で。

また次回からは楽しいシリーズを出しま〜す👋🏻❣️

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