代弁
クリープハイプを知ったのは今から6年前の中2の時
周りのみんなは当時流行っていたあのバンドのあの曲を聞いていた。誰かが口ずさめばそれにつられてまるでカエルみたいに歌い出す。
みんながいいと言っているものに全く興味がなかった私に刺さったのがクリープハイプだった。正直当時は歌詞の意味はほとんど分かってなかったし、CDも買えなくてYouTubeで漁るように聞いていた。
みんなに合わせなきゃいけない集団生活がしんどかった私は当時から少ない友達としか関わらず、ずっと植物や動物を愛でている変な女に見られていたのかもしれない。変な女が尾崎さんのあの声を、クリープが作るあの曲を聞いてから人生が変わった。
だらしなく、マイペースな私は姉と比べられることが多かった。家族や友人と言った対人関係に不満は無いが、かと言って満足している訳でもない。
誰にでも優しい、一生懸命、真面目なんて行ってくる大人や教師が大嫌いだった。ひねくれているから今でも真面目とかいい子って言われるのが1番嫌い
当時は真面目だと思われてるけどクリープハイプ聞いてる私が好きだった。受験もそう、学校生活も
上手くいかないことが悔しくて自分だけって思ったり努力できない自分が嫌いになったりした。
そんな時支えになったのはいつもクリープの曲でした。いつか絶対ライブでこの人達の声や音を生で聞くんだ、この思いだけで多くのことを乗り越えられた。色々落ち着いて決断が着いた。ついにアリーナツアーに行きました。1番大好きな人と。二十九、三十ボロ泣き。あっという間の時間だったけど感謝を伝えられた気がする。辛かった当時の私に言いたい。いつかはきっと報われる。好きな人や好きな物、やりたいことは自分で決めていいんだよ。クリープハイプを知ってくれてありがとうと。これからもずっと大好きです。いつもありがとう