日本版ゴットタレント!?

日本版ゴットタレントがあったみたい

僕、結構YouTubeでよくAGTとか見るんだよね。AGT、アメリカズ・ゴット・タレントっていうのは、誰でも参加出来るオーディション番組で、4人の審査員がいて、3つの「Yes」を貰えた人が次のステージに行って、最終的に優勝者にはラスベガスでのパフォーマンスができる…んだっけかな。すごいよね。ちなみに、これのイギリス版があって、こっちでは王室の前でパフォーマンス。こっちもすごい。あ、お気に入りはTape Face(テープフェイス)です。
そんなオーディション番組が日本版としてやってきたらしいので見てみたんですよ。

なんとも言えないコレジャナイ感

コメント欄とか、Twitterにもあるように、なんか違うなっていう感想。具体的には3つかな。
もちろん、才能ある人やグループが出てきて見るのは楽しかったけど…

① 審査員の「才能に溢れている。けどこのままだと潰れちゃうんじゃないか?もっと磨いてまた来て欲しい。今回は、Noで。」っていうセリフ。

 このセリフはセミファイナルで、11歳の少女に向けて審査員が言った言葉。
 まず、個人的に持ってるこの番組のイメージが、「世の中に埋まっている才能ある人を見出してより大きな舞台に立たせる」なんだけど、このセリフらそれに則してないような気がする。
 恐らく、叩いて伸ばすってのをやろうとしたんだと思う。凄く優しい言葉選びと声のトーンで褒めてもいたからね。でも、叩いて伸ばすにはまだ早いと思ったんだよ。潰れちゃうんじゃないかっていう心配する気持ちも分からなくもないけど、その子がこれから起こりうる様々なものに潰されるかどうかは、その子の努力次第であって、審査員が考慮するような点じゃないと思う。
 それに、決勝に進んだらもう1回審査する場があるんだよ? そこで敗退しても、出場者はさらに磨きをかけるきっかけになって、結果的に叩いて伸ばすが出来るわけだから。だからセミファイナルから叩いて伸ばそうとするのはどうかなぁと思っちゃった。

② ほかの審査員がNoでも一発で決勝に行けるゴールデンブザーを押す時、ほかの審査員に「これはゴールデンブザーでいいですよね?」って確認してる。
 
 これはマジで冷める。ゴールデンブザーは審査員の感情の赴くままに押すブザーなのに、他の確認するのは本当に冷める。ほかの審査員がNoだともしても起死回生出来るものなんだから。
 「BGT クリスチャン」って調べると出てくる動画があって、それを見て欲しいんだけど、内容としては、セミファイナルで、辛口審査員(これ重要)から穴だらけだと酷評され、退場ブザーが全て押されているにも関わらず、観客の熱狂と1人の審査員の情熱によってゴールデンブザーが押された回。これってまさにゴールデンブザーの持つ本当の役割を果たしていると思う。
 こういうのがあるからこそ、ほかの審査員に確認するのは冷める行為だし、僕も冷めちゃった。

③審査員がワールドワイドで活躍するような人とか、辛口で審査するような人がいない。

 ②でこれ重要って言ってた辛口審査員。厳しめな評価をする審査員でもいい。そうゆう人がいると、その人からYESを貰えるように猛練習するだろうし、審査員のメリハリみたいなものも生まれるし、ゴールデンブザーもより目立つようになると思う。
 そして何より、優勝者はラスベガスでパフォーマンスできるなら、審査のレベルを日本基準じゃなくて世界も視野に入れたような基準にするべきだと思う。1人でいいからワールドワイドで活躍するような人や、日本人でのAGT優勝者とかが審査員席にいるべきかなと。名前を挙げさせてもらうと、蛯名健一さんがそうだよね。
 もし、そういうのが無理なのであれば、YouTubeのコメント欄にもあったように優勝者には本場であるAGTやBGTの決勝進出権なんかにしてあげた方がいいんじゃないのかなと思いました。

と、非常に長くなりました。以上が僕の日本版ゴットタレントに対する感想です。まぁ、まだ初回だし、色々とブラッシュアップするべきところが多いのは当たり前。いつかこの番組が少しでもいいものになればなぁと思ってます。この番組大好きだからね。
以上、ばっしーでした。またね!




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