家族5人で海外移住するまでにしたこと① ~父と息子2人のフィリピン・セブ島 短期語学留学~
3児の父Shunです。
今年マレーシアのペナンに家族で海外移住をして、10歳長男、6歳次男、3歳長女と一緒に暮らしています。
海外移住の前にしたことのなかで、特に良かったのが、2022年夏、フィリピンセブ島に長男と次男と3人で語学留学をしたことです。
初めての父子での旅、コロナ後初の海外で行く前は、かなりドキドキでした。
慣れない環境でも、学び楽しもうとする子供たちの姿を見て、海外移住できると確信した経験になりました。
なぜフィリピン?
英語レベルが高い
2022年に発表されたEFの世界111か国・地域の英語能力ランキングによると
フィリピンは、アジアのなかでシンガポールについで2番目に英語レベルが高い国とされています。
私は2年前からDMMでオンライン英会話をしているのですが、フィリピンの先生は発音がきれいな印象があります。
フレンドリーで明るい先生たち
さらに、重要なのが、フィリピンの先生はフレンドリーで明るい人が多いということです。
いいところを見つけて、すごく褒めてくれます。
これは言語を学ぶ上で非常にいいことだと感じていて、
「伝わっている。もっと話したい」
という気持ちにさせてくれるのが上手い気がします。
おかげで子供たちはフィリピンの先生にすぐに慣れました。
比較的物価が安い
私が行ったのは2022年の夏で、その後も物価は上がっていると聞きますが、
フィリピンは比較的物価が安く、授業料もそこまで高くなかったです。
直行便があって、子連れでも行きやすいというのもあって、セブ島を選びました。
授業はマンツーマン 午後は課外学習
私たちが通った語学学校は、マンツーマン形式でした。
一人に対して、決まった同じ先生がついていました。
授業は朝の8時から。
1コマ50分で、10分の休憩時間。
午前は4コマ
ランチ休憩が1時間あって、
午後に2コマ
という感じです。
午前と午後に3コマずつにするなども可能でした。
それぞれのレベルに合わせたテキストを用意していて、子供たちは集中力が切れてきたら、集団でゲームをするというような柔軟な授業スタイルでした。
午後は教室で学ぶか、課外学習するか選ぶことができて、モールや遊び場に行くのを先生が英語で案内して、子供たちとも一緒に遊んでくれました。
転職活動のサポートも
私はビジネス英会話のレッスンを選びました。
転職活動をしていると話すと、WorkResumeを見せてくれと言われて、先生が英語の添削をしてくれました。
さらに、面接で聞かれそうな質問を用意してくれて面接対策を行ってくれました。
これは非常に役に立って、実際にその後に外資系企業の面接がうまくいったのは先生のおかげだと思います。
週末はプールとビーチを楽しめる
週末は休みなので、セブ島のマクタンのリゾートホテルに宿泊。
息子たちはスライダーがあるプールで遊ぶことができて非常に喜んでいました。
英語の勉強とともに、海外旅行も満喫できたのがセブ島留学の魅力です。
このとき、ホテルとの行き来で利用したタクシーでぼったくられてしまいました。「移動は配車アプリGrabを使う」という良い教訓になりました。
子供たちの変化
息子たちの変化を感じたのは、ホテルのプールで過ごしているときです。
プールで同じくらいの子供を見かけると、英語で積極的に話しかけるようになったのです。
挨拶をして、相手の名前を聞く。さらに、「どこから来たの、好きなスポーツは?」という感じで話をして自然と一緒に遊ぶようになっていました。
自分たちの英語が伝わるという小さな成功体験を積み重ねて、挨拶をして話しかけることで友達ができていくことにつながっていったのだと思います。
私も子供たちから、自分から挨拶をすること、英語で話しかけることの重要性を改めて学びました。
ママと離れ離れの1週間、慣れない環境で大変だったと思います。
毎日ラインで電話して、習ったことや、友達ができたことを報告する姿を見て海外に移住してもやっていける。
そう実感することができました。
移住を目指す親子との出会い
私たちが通っていた語学学校は、親子での留学を受けていることもあって、
移住を目指している日本人の親子に多く出会いました。
実際にカナダやシンガポール、タイなどへの移住を考えている方と出会うことでとても刺激になりました。
子供たち同士も仲良くなりましたし、仲間ができたことは大きな財産になりました。
このときにご一緒した人たちとは今でも交流していて、素晴らしい人たちに出会えたなと感じています。
デメリットは
正直なところ、保育園の経験しかない5歳の次男にはマンツーマンの授業はしんどかったと思います。
授業中に何度も部屋から出てきて、私のところに来ていました。
最終日の前には「もう帰りたい」と涙していました。
慣れない環境で、ママと離れ離れ、彼にもっと寄り添ってあげないといけなったと申し訳ない気持ちになりました。
長男は授業に参加させて、そのときは次男と2人だけで一緒にお土産探しに出かけました。
妹に何を買って帰ろうかと、声をかけると、気持ちも落ち着いたようで、妹には英語の絵本を、自分にはレゴとルービックキューブを選んでいました。
気持ちも前向きになったようで、戻ると英語を取り組むようになっていました。
先生たちも工夫して、「Baby Shark」の動画を流して一緒に踊ったり、サッカーをしてくれたり、英語で一緒に遊んでくれていました。
「Shunには申し訳ないけど、次男の方がはるかに発音が上手」
先生たちはそう言って、次男の気持ちを持ちあげていました。
まとめ
たった1週間。行く意味はあるのか。
最初はそんな思いもありましたが、自分自身にとっても息子たちにとっても大きな成長を感じることができた経験になりました。
コンドミニアムに泊まって、語学学校に通うという生活は海外移住をイメージするうえでも大きかったです。
海外移住を考えている人だけではなく、
子どもに英語を学習させているけど、使う機会がない
そんな人にもフィリピン留学は非常にオススメです。
自信につながって、英語で話してみたくなるでしょうし、きっと親子での最高の思い出になると思います。
長文を読んでいただき、有難うございました。
感想、質問がございましたら気軽にお問合せください。
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