缶の山積み
この後も名前の分からない楽器の集団達がお洒落な音楽を演奏したり
人気のバンドのコピーを上手に弾いていたり気付いたら私達の順番は次に来ていた
そして気付いたら私の控室の机の上にも
大量のお酒の缶がピラミッド上に積み上がっていた
ステージ前に飲み過ぎや笑
「オマタセシマシターー」
ゼェーゼェー言いながらドラムのAKB君がギリギリ割引券自宅から取って帰ってきた
何とかメンバー不在の最悪のシナリオから助かった我々は忙しく準備をする
元々私以外はビジュアル系なので気付いたら原型がないぐらい化粧をされていた
私の格好もアジアン系で謎の布を腰に巻きまくって腕には演奏に絶対支障が出るぐらい沢山の数珠を装備して靴を脱ぎ裸足で次の舞台横で次の番をワクワクドキドキして待つ
このあと俺達はどんなライブをやるのだろう
ほぼ無計画で来ているので楽しみで仕方ない
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