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「生き心地の良い町」を読んでみて

突然ですがっ、
事業をされている皆さん(に限らずですが)!
ホームページはお持ちですか?

最近は超良いアシストつきの無料ツールも出ており、これなら私でも出来そうと思った
の、で、す、が、
肝心の中身ですよね。大変・・

テーマ色は?フォントは?全体のテーマは?ターゲットは誰?
何のために、何を解消するためにサイト作る?
等々・・・

というので大変ですが、残り2023年、頑張ってやりますっ!
たかが1ページの簡単なものですが、棚卸して頑張ります。

今日は最近読んだ本について

最近読んだ本は徳島県のある地域についてです。
私はADDressホッパー(※ADDressは全国の宿に泊まれるサブスクサービス。「家がADDressです」という人のことをADDressホッパーと言います)していた今年の1月に徳島県美馬市に1週間滞在しました。
そのときに「日本で最も自殺率が多い地域と、最も少ない地域がともに徳島県」という話を聞いたのですが、これについて書かれた本に10ヶ月後に出会いました!徳島県との素敵な再会。粋。

岡檀さんという方の本で「生き心地の良い町ーこの自殺率の低さには理由があるー」という本です。

岡さんが実際に調査されて、わかったことにはいくつかあったそうです。
例えば、

いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい
「どうせ自分なんて」と考えない
野暮ラベル

岡檀著「生き心地の良い町ーこの自殺率の低さには理由があるー」

意外だったのは、地理的特性も関係があったこと。
確かに傾斜が多くて一人で歩いていけないようなところに、コミュニティ形成となる場所があったって行けないし、さびれるというのにも納得。
人の手を借りなきゃ行けないとなると、遠慮もする。でも足でも車いすでも自分で行ければ、行きたいだけ行ける。
これらを地図会社さんと連携して新たな指標を作られて(「可住地標高」等)、全国と比較されており、、つまりデータで示されているのがすごいところです。

でもそれ以上に私が、自分のビジネスにも通ずるというか、ヒントをもらったなぁというのが

「いいとこ取り」をする

同上

というところ。

自殺が多い地域であれ、少ない地域であれ、その文化には色々な背景や歴史があってできあがっている。
自殺が多いから、閉鎖的だからだめだとか、そういうものではない。
むしろ真逆の美徳があったりする。
それを肯定しつつも、

ただ「自殺予防という枠組みにおいて、」
断りをいれて、
「こんな取り組みしてみませんか?」

と語りかけていらっしゃるんですよね。
岡さんの進め方にとても感銘を受けました。

最近ストレングスファインダーを使って社員さんにコーチングさせてもらったり、ワークショップさせてもらう機会が少しずつ増えまして。(ありがとうございます涙)

私は自分が会社員だったとき、
「こういう社風だからだめなんだ」
「そんな対応、言い方、コミュニケーションだから社員に休職者が出るんだ」

と、社風や文化を否定するような考えを20代の頃はしていたのですが、それはその会社のこれまでの成功を支えているものだったりするんですよね。
だからそれを頭ごなしに否定するでなく、
むしろ肯定し、丁寧に、大事にする。
でも「●●という観点では、どうでしょうか」と角度を変えて話してみる。
「その目線では確かに、、そうだね」と少しちがうものが見える景色を共有できる糸口になるよなぁ~~と。

最近思ったりしたので、とてもコミュニケーションが勉強になりました。

「新たな角度で照らしてみたら、」
これからも大事にしていきたいです。

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