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【高校受験】絶対に避けてほしい3つのケアレスミス

学生さんが塾や予備校で受けるテスト。その採点をさせていただいておりますが、丸付けをしながら「わかっているのにもったいない」と思わずつぶやいてしまう、不正解例が3つあります。
それは、「記号問題で空白」「字の間違い」「抜き出しミス」です。


「空白」「字の間違い」「抜き出しミス」をなくそう

1つめは、記号で答える問題で解答欄が空白の答案です。
【ア・イ・ウ・エ】の4択でしたら、アでもイでもどれか書いたら25パーセントの確率で当たります。しかし、無回答なら100パーセント不正解です。
空白にせず、ぜひどれか書いてほしいと思います。

2つめは、字の間違いです。
例えば問題で「漢字で書きなさい」と書かれていたら、漢字で解答しなくてはなりませんが、指示がないときに間違った漢字で書くと不正解になります。
答えがわかっているのに、漢字を間違えてバツになるのは悔しいですよね。

3つめは抜き出しのミスです。
国語で「本文からそのまま抜き出しなさい」といった問題のとき、抜き出した部分は合っているのに、字を間違えてバツになったことはありませんか。
また、英語で「本文から探して“日本語”で書きなさい」とあるのに、英単語のまま書いて不正解になる答案も少なくありません。

いかがでしょうか?「そんなの基本でしょ」と思われるかもしれませんが、このようなミスは意外と多く見受けられます。時間が足りなくて焦ると、誰でもうっかりミスをしてしまいますよね。

ケアレスミスを防ぐコツ

試験でケアレスミスを防ぐには、どうしたらよいでしょうか。
基本的なことですが、次のような対策が考えられます。

●問題文は読み飛ばさず、最後まで読む
 大事な部分には傍線を引いたり囲んだりする
●記号の問題では、必ずどれか書く
●問題文に「漢字で書きなさい」といった指示がなければ、漢字があやふやなら、ひらがなで書く
●抜き出し問題では、本文と自分の解答を一字ずつ指でなぞって確認する

特に受験では、1点が合否を分けます。
テスト終了1分前でも、見直しをすれば、不要なミスをなくし、合格に一歩近づきます
受験生の皆さまが実力を十分に発揮されますよう、採点者も願っております。

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