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7 プリテンダー🎵official髭dismが身に染みる

 私達は内緒の関係になってしまった。
私に嫉妬する、何でも話す 頼る頼られる関係‥ 都合が良い日本人だったんだろうか?
そうは思いたくないなー
 休みには一緒の時間を過ごして私は
子ども1番と言っておきながらだんだん
自分の中でB君が1番になってきてしまった。それだけのめり込んでしまった。
 正直、子どもの学校行事とB君との予定が
重なったらB君を優先してしまったり
学校から帰って来る時間なのに、家に帰らず
子どもほったらかしてる。
 本当に最悪だったのは熱があり体調不良の子を病院に連れて行かず、B君と半日だけと思い朝から出て昼に帰ったら 
『調子が悪いのに、お母さんはほったらかして出て行った』と泣かれた。
 母親失格、子どもが1番大切だったのに
何してるんだ私。本当にごめん、これは長くは続かないから、、、 きっとそのうち終わりにするし終わりになるから少しだけお母さんも解放させてー 神様ごめんなさい 少しだけ
女に戻らせてください そんな懺悔を思いながら。 2人でイチャイチャしてる時には
女、家に戻ればちゃんと母親の姿、母に戻る。 
『早く帰らなくて大丈夫?』とよくB君からも心配された。大丈夫じゃない、早く帰らないといけないと正直に言わなかったし
言えなかった。 それを言ってしまえば
2人の仲が悪くなるような気がして。
 結婚してから行く事もなかった夜景を見に行ったり海を見に行ったり独身時代のデートみたいだった。 この風景をずっと覚えておこうと思った。B君はどんな気持ちだったろう?
 夜中に帰る時、助手席では寝てるB君,
私は髭ダンの🎵ビンテージを聴きながら
泣いていた。 だから今でもこの曲を聴いたらその時の事が思い出されて自然に涙が出てくる。 
  この関係、きっと長くは続かない
この関係は期間限定で私に与えられたボーナスタイム… そのうち終わりになるし終わりにするから神様少しだけ許してください‥

 2人の けして恋人同士とは言えない
内緒の関係は崩れそうで崩れなくて何度も危機はあった。
はじめてケンカしたのはLINEやりとりで
私が気に入らない一言を返信しなかったから。 B君は怒って
『もういい、一気に興味がなくなった
もう寝てください』とLINE。

あー、終わった‥ 数ヶ月だけの関係で終わってしまった。 やっぱり悪い事は長くは続かないんだな 別れたけど仕事では顔を合わせる事になってしまうしやりにくい。
でも、それは仕方ない 
そう思いながら

短い間だったけど、一緒にあちこち行って楽しかった B君の気持ちを考えず返信してごめんなさい よく考えず返信してごめんなさい
 これからアルバイトに来て私が居ても
気まずいと思うけど我慢して来てください 
やっぱり私達は長くは続いたらいけなかったんだから 離れてしまって悲しいけど仕方ない
最近よく車で聴いていた
official髭dismのプリテンダーを
送信して 
今の私の気持ち。この曲と同じような気持ちですって最後のLINEを泣きながらした。

B君からは
わかりました と一言LINEの返信。
あ、終わった‥
 楽しい時間はいっときだった。
私は一気に病んだ。
 寝てくださいとLINE来ても一睡も出来なかった。涙が止まらず目が腫れ上がってしまい
仕事に行く元気もないし食欲もない。
 頭の中は私の安易なしょうもない返信。
でも、何でその程度で怒る?みたいなLINE。
やっぱり文化も違う、国も考え方も違う。
分かり合うのは難しかったんだと。
 何とか1日が終わろうとしていた。
すると、ラインが‥ B君からだった。

 勘違いしないでほしい、ケンカしたくて
そう言ったんじゃない 別れたくて怒ったんじゃない 仲直りしたかったら夜に時間をつくって  と。
私はまた家族を騙して夜に出た。
 B君を車で迎えにいき乗り込んでも
お互い少しの沈黙。
 私は全く食欲ない。B君はご飯に連れて行って欲しかったぽかったと思う。
 近場で話するとバレるので少し離れた公園の駐車場で話し合い。
 私に対してマウントを取り出したのは
もうその頃からだった。
 自分の気持ちを考えて話して欲しいとか
できない事はすぐできないと言わず
何倍も努力してほしいとか 私にはワガママを言って自分を大切に扱って欲しいとか…
 自分が1番正しい、自分が1番素晴らしい
自分は周りから尊敬されている そんな気質はうちのクソ旦那そっくり。
それでも許せたのはやっぱり私がB君の
沼にどっぷりはまってしまっていたから。
 その時に私は自分が安心したいがために
私の事を好きかどうか聞いてみた。
『〇(私)にはダンナさん居るから好きって言えない』と言われた。
ズルい‥  
『好きって言ってよ』と私は怒った。
『スキダヨ』笑いながら言った。
それ以来、私はB君に直接、好きと言ってもらった事はないし私を好き?って確認は
してない。私も好きだよと面と向かって言う事はなかった。
 だからと言ってB君は私をオマケの女、
キープ女として扱わなかった。 気になる子はいない、私いがいに出会いを求め彼女を見つけようとは思わない
近づいて来る女性には興味ない 私以外の女性には興味ない そう言って本当に私だけだった。 私を唯一、信頼できる人
頼れる人 何でも話せる人 そう言う立場であったと思う。 
 私も頼られたらそれに応えようとするし実際、協力してきたし無理な事も叶えようと何倍も努力した。本当にけなげに尽くしたと思う。  夜、会いたいと言われたら何やかんや理由を付けて出て行ったり
家族も寝静まったのを見計らって裏口からこっそり出て行き会った事もある。
 ワガママを言って無理難題を言われても何とかしたくなるし もし断って
やっぱり旦那さんいるし子どもいるしと
がっかりされたくなかった。 
 その頃から私は一気に痩せた。と言っても
元々、デブだったので丁度良かった。
 恋わずらい?ダメな母、こんな悪い事してる母親  B君との関係でちょっとケンカすると不眠+食欲無しのダブルパンチ 
仕事での嫉妬やヤキモチもあった。
そんなんだから
生理不順にもなるし年齢的に更年期に向かっていたのかもしれないけど気持ちも不安定になるしメンタル病みまくり。
 LサイズがMサイズになった。
若くありたいし、見た目だけでも若くいたいと化粧品の好みも変わるしメイクも変わる。
今までブラトップばかりだったのに
B君に 『何だそれ?ブラジャーじゃない
ちゃんとブラジャーしてよ、オッパイ垂れるから』と言われ ちゃんと上下ペアの下着で、ワイヤー入りブラを揃えた。
 歳をとって痩せると顔はほうれい線くっきりになるし張り合いのあった胸は肉が落ちて
CカップからBカップになった。
『〇(私)痩せたよね?こんなにオッパイ小さかった?』とすぐ変化に気づいてた。
 たまに会う知人からは
『痩せたよね?仕事大変なの?』って心配もされる。 いやー違うんだよ仕事じゃないよ
とは言えず 
『そう、仕事してるとストレスが』と
仕事のせいにした。
 この関係もきっと留学期間が終われば
卒業して離れる時がサヨナラの時。
 私は完全に母親から女になってた。


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