ライト層目線!Mリーグ2021ダイジェスト#21【2月第4週】
Day79 変化
2月21日 第1試合
堀プロ連勝のバトンを受けるのは岡田紗佳。パイレーツは前回10試合ぶりに連対を外した瑞原明奈。風林火山は前節快勝の松ヶ瀬隆弥。
フェニックスは東城りおが登板。
今シーズン健闘する東城プロだが、シーズン開始前のドラフトの頃は東城プロの指名に疑問をなげかけるSNSは割と多く目にした。退団した和久津プロがA1リーガーだったのに対し、東城プロはE1リーグというのが理由だった。
Mリーグをエンジョイ勢とガチ勢に分けたとしたら、後者からは好意的な声は少なかったように思う。
シーズン終了後、茨城放送LUCKY FM ”root for Mleague”にゲスト出演した滝沢プロが新Mリーガーの中で、”今季最も変化した人”と言われた際、東城プロを挙げ、今は怖い存在と認めていた。
一年という短期間ですっかりMリーグに順応してしまったようである。
そしてこの試合でも存在感を見せる。
東4局1本場
3着目の東城プロ、愚形カン8p聴牌を外すが、やはり愚形のペン3mでリーチをかける。この時3mは山1しか残っていなかった。が
東城プロは持っている運量が違う。
ペン3mであっても、ラス牌であっても自模ってしまう。
裏ものせた。しかも3枚
1000-2000の手が3000-6000となって親番の瑞原プロに親被りの被弾を浴びせる。
この一撃でラス目からトップ目に躍り出る。
しかし、瑞原プロも黙ってはおらず、次局3000-6000を上がり返してトップ逆転。今度は松ヶ瀬プロが親被り。
南2局・3局も瑞原プロが上がる。
南4局オーラスで2着目の東城プロは12巡目でテンパイ。しかし、またも愚形のカン2s。一方、仕掛けている松ヶ瀬プロの手は、高打点である可能性が高い。この形で戦えるのか?
・・・
リーチ
いった。東城プロ勝負に出た
後のインタビューでは松ヶ瀬プロのドラドラ、高打点を読んだうえで、仮に振り込んだとして、落ちても3着までと腹をくくって勝負に出たとコメントしている。そして、このカン2sには自信があった。
2巡後、東城プロはしっかり2sを握っていた。
ツモ 2000-4000
逆転。パイレーツ瑞原プロを逆転してトップを獲得した。
東城プロは高校を中退して東京に出てきているが、その後、スカウトされたモデル事務所の社長が逮捕されるなど波乱に満ちた道を歩んでいる。
2018年から2年間、連盟を休会するという空白期間も存在する。当時の人気を考えればMリーグに指名された可能性は高かったが、プロ雀士を辞めることを申し入れ、慰留されての休会だったこともあり、Mリーグドラフトでも指名されなかった。
東城プロは、今の華々しい活躍とは対極の時期もあったようだ。しかし、闇の暗さを知る者は、そこに差し込む光の強さも知っている。
東城プロが放つ光は、シーズン最終局面に入り、さらに強くなっていった。
2月21日 第2試合
サクラナイツは2連対中の沢崎誠。フェニックスは前回勝利の近藤誠一。風林火山は2連対でうち1勝と好調の二階堂亜樹、パイレーツは前回トップの朝倉康心を起用した。
南1局
3着目で親番の朝倉プロ。ここまでの試合展開は、要牌を食い取られるなど、流れは悪かった。逆転のためにはこの親番を大事にしたい。
まず亜樹プロがしかけて、9巡目で筒子の混一色テンパイ。朝倉プロも筒子は危険と分かっていたが、親番を重視したか、すぐに当たり牌の5pが切られ、亜樹プロへの放銃となった。8000点。
この5p切りが1巡早ければまだ亜樹プロは聴牌していなかったが、朝倉プロはこの打牌を試合後に「ラフ」だったと振り返っている。
朝倉プロ、親番を失い4着目に落ちる。
南2局
朝倉プロの手にはタンピン・ドラドラの勝負手が入り、順調に進み9巡目に聴牌。待ちは4・7p。
この巡目でこの形。視聴者の多くがリーチにいくと予想したと思う。
しかし、朝倉プロはリーチを宣言せずに闇聴を取った。
すぐに亜樹プロから4pが放たれ8000点を取り返す。しかし、なぜリーチをかけなかったのか?
局後のインタビューで「4・7p待ちが良くは見えなかった」と答えたが、映像を見る限り4枚は山に残っていた。
南1局の本人曰く「ラフに振込んだ」という8000点を清算すべく、あえてリーチをかけずに確実にあがり、振込前の点数に戻したような気も。さながら "自らに与えたペナルティー" そんな印象を受けた。
最終的に朝倉プロは4着から浮上できずに試合が終了。局後のインタビューでは4着とはいえ、トップのチームの一員としては考えられないぐらい、神妙な面持ちでインタビューを受けた。
シーズン後に見返す南1局の5pの一打と、それを後悔する朝倉プロ。
この試合をリアタイしたときは、5pの押しをポジティブに受け取ったが、今見直すと、試合後のインタビューも、厳しい自己批判もあり、何らかの諦観を感じてしまう。
そして、この文を書いている2022年6月、朝倉プロの契約解除が発表されている。
パイレーツの最終順位は既に知られていると思うが、強制メンバー交代の1枠。自分の打牌に納得がいかない自らが名乗り出た可能性もわずかに感じた。
個人的願望も含めて、もし、の話だが
仮に、所属する団体のタイトル「最高位」を獲得するなど、本人も納得した実績を積んでMリーグに復帰したら、それは熱すぎるストーリーではないだろうか。
試合は亜樹プロがトップを獲り、風林火山が再び首位に躍り出た。
Day80 魂の8000オール
2月22日 第1試合
ABEMASは多井隆晴。前回日向プロとのコンビで連勝を決めている。格闘倶楽部から佐々木寿人。ここ10戦トップから遠ざかっている。残り11試合のドリブンズは村上淳に託す。雷電は萩原聖人が登板。前回朝倉プロに競り負けた2着は惜しかった。
この試合は南4局オーラスに寿人プロが2分8秒の大長考の末、放銃を回避しトップを獲った局である。
しかし、ここでは、この試合2着となったドリブンズ村上プロの南2局の親番を振り返りたい。
南2局
親番を迎えた村上プロは7200点持ちの4着ラス目。チームとしてこのまま終わることは許されない。そして、挽回するにはこの親番で加点し続けるしかない。場には供託がリー棒2本に4本場分1200点もついてくる。まずは早めに上がりたい。
村上プロに入った手は赤・赤に白が対子と悪くないが、トップ目の多井プロが2巡目に聴牌してしまう。だが、幸いにも聴牌を外して好形を目指した。
急ぎたい村上プロ。上家の多井プロから打たれた要牌の3p。白の後付けを頼って鳴くと思われた。6巡目リャンシャンテンの手の進みは速いとは言えない。また、要牌3・6pはこれで場に3枚切られたことになる。”渡りに船”だ。
・・
しかし、鳴かない。じっくり様子をうかがう村上プロ。
寿人プロから、ついに白も打ち出された。
・・
村上プロ反応なし。これも鳴かない。どこまで自力でいくつもりなのか。繰り返すが、自身の手はまだリャンシャンテンだ。
萩原プロがダブ南を鳴いて場が進んでいく。7200点のラス目で、親番まで流れてしまったら、このまま4着が濃厚で浮上は相当困難。それでも鳴かないのか?
メンツが一つ完成し一歩前進。7pを打ち出す。これを下家の萩原プロが鳴いてテンパイ。しかも萩原プロが次巡6pを切り、ますます3・6pが薄くなる。
白の2枚目を寿人プロが掴んだが、既に引き気味であり、この2枚目は打ち出されそうにない。最終手段の仕掛けも封じられ、ますます選択の幅が狭くなった。
外堀が埋まっていく親の村上プロだが、ひたすら沈黙を守る。
さらに萩原プロから6pが切られる。萩原プロは萬子気配だが、村上プロは5mを押した後、より危険な4mを自模ってしまう。やむなくこれを手にとどめ、白を落としていく。
ここにきてリャンシャンテン戻しは厳しいの一言。
捨て牌は既に3段目に入った。ここで村上プロ、やっとイーシャンテンに戻す。
そこで、寿人プロから6pが切られ、村上プロの目から3・6pがなくなった。
道中で5mを切っていた村上プロ。3・6pがなくなった現在、5mがないと聴牌も難しい。まさかのノーテンでの親流れは絶対に避けたい。
その時、
村上プロのツモって来た右手にはフリテン5mが握られていた。
・・
耐え続けた男が聴牌にたどり着いた。上がれるか上がれないかはあるにしても、ここまでたどり着いたてことが奇跡。
リーチ・・
その声はいつもの元気のある声ではなかった。聞き取るのも難しいぐらいの小声。このリーチに辿りつくまで全てをやりきった。それが分かる力ない声だ。こんなにガマンを重ねたリーチがあるだろうか。
この局だけのガマンではない。今季のガマンも全て併せての渾身のリーチにすら思える。
残り巡は少ないとはいえ、萩原プロが上がれない場合、残り4巡は自模るチャンスが残っている。
待ちの2・5sは3枚残り。
仮に自模ればメンタンピン・赤・赤。6000オールだ。
・・・
渋川プロの叫び声が響いた。
村上プロの一発目のツモ番。
その手に2sが握られていた。
ツモ
抑えた村上プロの声
リーチ・一発・ツモ・ピンフ・タンヤオ・赤・赤
7飜が確定した。
裏が1枚のれば親の倍満。
裏ドラをめくる前に村上プロが一瞬頭を下げた。
今季の全ての不運が、伏線となる。
裏ドラには2mが眠っていた。
自身の手には3mが1枚。1枚だがしっかりそこにあった。
8000オール
親の倍ツモ24000点
ダントツのラスから復活した。トップ目に復帰したのである。
村上プロは両手を膝の上に置き、自身も確認するかのように上がり牌を確認する。盟友多井プロが少し身を引いて、その手を確認している。多井プロならば、そこに至るまでの過程を読み取っていただろう。その上がりを、その復活をどう思ったか。
供託が多数あるのに仕掛けを入れず、萩原プロのテンパイにも回り、要牌がなくなってからは形を変え、終盤の終盤で自身のアイデンティティであるリーチに辿りついた。
自模れた。一発がついて、裏も乗った。それも大きいが、そこまでの過程がすごかった。
麻雀という競技は、最善手を打てば勝てるというゲームではない。4人中の3人は上がれない。いや、4人全員が上がれないことも多い。それでも、自身が考える最善の手を積み重ねない限り、チャンスは巡ってこない。それが分かる打牌だった。
村上プロがリーチを小声でかけた理由は、そこに至る過程に自身で納得したからではなかっただろうか。この局も、このシーズンを通しても。
2月22日 第2試合
ABEMASは連投の多井隆晴。格闘倶楽部は寿人トップのバトンを高宮まりが受ける。村上プロが何とか2着でつないだドリブンズは鈴木たろうがバトンを受ける。雷電は久々の瀬戸熊直樹だ。
2試合目は総局数21局のロングマッチとなり、放送も12時を超えたが、たろうプロが8回の上がりを決めてトップを獲得した。
乱打戦に巻き込まれながら、南場に復活した高宮プロは18600点まで点棒を戻し、-21.4ptで3着。試合展開を考えれば十分な結果だった。
Day81 包囲網
2月24日 第1試合
サクラナイツは個人3位につける沢崎誠。フェニックスは2月絶好調の茅森早香、前節でボーダーに近づいたドリブンズは、日を跨いだ連投となる鈴木たろう、雷電は本田朋広が登板。
各チーム残り10戦。特にボーダー争いの7位に位置するドリブンズには一戦一戦が土俵際の戦いになる。たろうプロは個人ランキングでも7位につけており、チームの頼みの綱。
そのたろうプロ。まずは、東1局からリーチに打って出る。カン2sだが山4全部残りだ。
しかし、これが自模れない。流局も見えてきた終盤に追いかけてリーチをかけた本田プロが2000-4000を上がり、親被ってしまう。
東2局も11巡目にリーチをかけるが、これも自模れずに流局。東3局でも7巡目に聴牌しリーチを入れるが、宣言牌が沢崎プロに捕まり8000点の放銃。
8200点持ちで迎えた東4局、親番の茅森プロが12000点を3連続で上がる爆発を見せ、被弾したたろうプロは一時マイナス21,500点と特大の4着に沈んでしまう。
南1局たろうプロの親番では現在ドリブンズのターゲット、サクラナイツの沢崎プロがヤミテンで平和を上がり、あっさり親を流してしまう。
南3局でやっとリーチ・七対子・ドラドラを上がる。
南4局ではラス親の茅森プロが18000点も狙える混一色のイーシャンテンまで手を進めるが、ドラの北を掴んであっさり降りてしまい試合が終了してしまった。
茅森プロのインタビューでは、状況的にここで止めたほうがいいと思ったと語った。その意味には、まだフェニックスにもボーダー落ちの可能性が残っており、サクラナイツ・雷電・ドリブンズの並びにしたということか。
ドリブンズの包囲網は狭められつつある。
2月24日 第2試合
サクラナイツ、2着沢崎プロのバトンを受けるのは堀慎吾。フェニックスは魚谷侑未が茅森プロトップのバトンを受ける。雷電は萩原聖人がトップを目指す。
1戦目たろうプロの4着を巻き返したいドリブンズは園田賢が登板。しかし、園田プロも12月24日にトップを獲って以降、9戦トップから遠ざかっている。2021年に入ってのドリブンズで唯一勝ち星がない。
東1局、さっそく園田プロが9巡目にリーチに成功するが流局。いやな雰囲気も漂ったが、1本場で2000-4000を上がってトップに立つ。東3局でも1300点だが堀プロからあがり、東4局の親番を迎える。
ここで第1試合の沢崎プロに続いて、堀プロもしっかり仕事をする。
東4局の園田プロの親番。堀プロがリーチから高目を自模り3000-6000。園田プロの親番を終わらせる無慈悲な高打点を決め、トップを奪還。
南1局の園田プロは1巡目でテンパイするが、チーム状況からダブリーのみのリーチは打てず、三色を志向して聴牌を崩していく。しかし、萬子の混一色に上手く方向を切り替えた魚谷プロに本局を2000-4000で持っていかれてしまう。だが、園田プロは微差で2着をキープ。
南2局。堀プロがフリテンを引き戻して七対子のリーチをかけ、これを一発で自模って2000-4000の加点に成功。園田プロを引き離す。
だが、園田プロも終わってはいない。
南3局。起死回生のリーチ・一発・ツモ・赤の2000-4000を決めてオーラスを前に再度トップに躍り出る。
南4局は堀プロとテンパイ・ノーテンでも順位が逆転してしまうので、少なくともこの局は伏せることができない。が、手も良いとは言えない。
一方、堀プロも難しい手を抱えていた。
そんな折、7巡目に雷電萩原プロがリーチを入れる。ツモればマンガン。もし満ツモしてしまうと親被りで堀プロが逆転トップとなる。もはや、ドリブンズとサクラナイツの運命は雷電の萩原プロが握っている状態。
何にせよ園田プロは聴牌しないことには始まらないが、残り3巡となったところでサンシャンテン。配牌時からほとんど変わっていない。これは苦しすぎる。
ここで園田プロが上家堀プロが打った9mをチー。この一打でリャンシャンテンに進んだが、2回鳴ければ聴牌にもっていける可能性もあり、萩原プロへの放銃も回避できるということで、この鳴きを選択。
しかし、このチーにより下家の萩原プロに上がり牌の7mが入る。
ツモ
2000-4000
萩原プロからも無慈悲なマンツモ宣言がなされた。
園田プロの親被りで、1600点差の2着目堀プロとトップ園田プロの順位が入れ替わった。そして試合終了。堀プロは個人3連勝。
終局の挨拶を終え、唇を噛みしめる園田プロ。2着インタビューでは、ターゲットが格闘倶楽部に変わって、直接対局はまだ残っており、チャンスはあると語る。
堀プロのトップインタビュー。至高の一局は伏せられた。
オーラス園田プロの親被りによる、自身の400点差でのトップ浮上の局が至高の一局に違いないが、園田プロに配慮してかたくなに言及を避けた。(といっても、ほぼ言っているに等しいが)
しかし、園田プロが苦渋のチーを選択した段階で、まさか堀プロもノーテンだったとは。
Day82 最悪
2月25日 第1試合
ここ6試合トップがないABEMASは白鳥翔を起用。格闘倶楽部は滝沢和典。個人4位。MVPを狙う。パイレーツから小林剛。個人13位でトップ10圏内もすぐそこだ。風林火山から二階堂瑠美。ここ2戦で2連敗とやや冴えない。
試合は南1局まで均衡状態が続いたが、南3局に白鳥プロが絶妙の9p残しからのリーチ・ツモに成功。裏を3枚乗せて3000-6000。一気に3着目からトップに躍り出た。
南4局でも仕掛けてから12巡目に絶好のペン7sをツモって4・7s待ちテンパイ。
一方、ハネツモならトップの3着目滝沢プロも、メンホンのハネマン手を聴牌。東・西のシャンポン。ここで滝沢プロがダマ聴。
その直後、滝沢プロの当たり牌東を白鳥プロが掴んでしまう。これを切って滝沢プロへの放銃となった。白鳥プロからのマンガン直撃というトップ条件を見事にクリアしてトップ獲得。
トップ目の白鳥プロは3着に順位を落とし、がっくり肩を落とした。ペン7sツモが絶好すぎた。
試合終了の挨拶を終え、うつむく白鳥プロ。瑠美プロと局を振り返る中で、ため息とともに、小さくつぶやいた。
「いや・・もう最悪・・」
とはいえ、ダマでもハネツモできる手を早い順目で完成させていた滝沢プロをも流石であった。
この日試合のなかったドリブンズを突き放すKONAMIの逆転トップ。滝沢プロも3連勝。この終盤にきて大きすぎるチームへの貢献となった。
2月25日 第2試合
格闘倶楽部は滝沢和典がトップを取って連投。パイレーツは前回トップの石橋伸洋。風林火山も前回トップの二階堂亜樹
第1試合で劇的な3着落ちとなった白鳥プロに、控室で「これは2戦目にかかってるなぁ」と謎のプレッシャーをかけられて戦いに挑むことになったのは、100戦目のメモリアル試合となったABEMAS松本プロ。
チームも現在4位とはいえ、5位ファイトクラブ、6位サクラナイツの3チームは10pt以内にひしめいており、ここで連敗するとボーダー争いの本命に浮上してしまう。
しかし、この日の松本プロは強かった。
東2局でカン3sテンパイするもリーチを保留し、両面への変化を待ってリーチにいったところ、一発でツモって3000-6000。東3局でもラス牌をツモって2000オール。
南1局では軽く1000点。南2局では大三元聴牌の小三元8000点で加算。3人を遥か後方に置き去りにしてゆく。
南4局、メンホンをまさかのヤミテンで構えて亜樹プロを捉える。続く南4局1本場でもリーチをかけのメンホン8000オール。持ち点は80000点を超えてきた。
最後は亜樹プロが何とか3900点を上がって試合が終了。
ABEMAS松本プロは1試合の3着を補って余りある100ptを超える点数を持ち帰り、チームはボーダー争いから一転、フェニックスを抜いて3着に浮上した。
亜樹プロも4着となると風林火山は首位陥落も見えていたが、オーラスの3900点で首位陥落を免れた。
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