アラカンで働くということ

4月ももう下旬になり、昨年の11月から働き始めて5か月目に入った。
週3日、1日4時間という契約で、最初は午後1時から5時までの勤務だったが、最近は急遽欠勤した先輩の代わりに午前中から午後の早い時間や夕方からの学生バイトが出勤するまでのつなぎとして6時半くらいまで働くようになった。花粉との戦いはまだ続いているが、それ以上に深刻なのが膝の痛みやトイレ休憩との戦いで、湿布を貼ってサポーターをしたり、レギンスを履いてみたりして少しづつごまかしながら働いている。
 4時間立ちっぱなしでまだ緊張も抜けず、体に力が入っているための右膝への負担、忙しい時はトイレにも行けないので出来るだけ朝から水分をとらないで過ごす。これから気温上がると水分補給をしないと大変なのだろうなぁと思いつつ、いっそのこと子どもの夏休みが始まるまでに辞めてしまおうかと思ったり。ついネガティブな思考に囚われてしまう。
 それでも、子どもと一緒に好きなアーティストのライブに行ったり、グッズを買ったり、たまにおしゃれなカフェでランチを食べたり、そのためにもう少し頑張ってみようかとも思う。何よりもこんな新人の私を頼りにしてくれてポジティブな気分になれる職場と仲間(みんな先輩だけど)とせっかく出会えたのだから。社会ともつながっている実感も感じられるし。
 最初は、この年でまったく未経験のことを始めるのはとても抵抗があった。体力も落ちているし、接客も不向きだと思って避けてきたし、自分よりも20歳以上若い先輩社員に注意されるトラウマもあったし。
それでも、まだやれば出来るんだ、という気持ちを持って今まで過ごしてきた。次にまた書く時にはどうなっているかわからないが、もうしばらくトライしてみようと思う。今のところまだ収支が赤字なので。
不安だらけの日々でも振り返ればかけがえのない日々だったと思える時がくるだろう。

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