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ウルトラマンネオス

1995年
元々は、「イベントや出版物でしか見られないウルトラマン」として1994年に企画された作品。
1995年ごろにパイロットフィルムが制作され、1996年の放送開始を目指してテレビシリーズの企画が進められたものの、TBSでは制作費のかかる特撮番組の枠の確保は困難で『ネオス』は制作中止になった。
ほかにも『G』『パワード』といった海外ウルトラマンを制作決定の判断材料としてテスト放送をしたが、視聴率が振るわんかったの原因と証言されている。
頓挫したテレビシリーズの企画は、大人気作品の『ウルトラマンティガ』に引き継がれることになる。
ティガと同年で30周年企画として、映画『ウルトラマンゼアス』が放映された。
2000年
『ウルトラマンガイア』が終了した1999年冬、『ウルトラセブン1999』の後続企画として、オリジナルビデオ作品全12話が制作された。
児童をイメージしたファミリー層をターゲットに、1話50分だった『平成ウルトラセブン』に対し、テレビサイズの1話25分でまとまられた。
一本一本のストーリーは独立しているが、12話見終わるとつながりのあるシリーズにするため、核のある話を形にし、そのほかの話を募集してシリーズ構成の武上さんがシリーズをまとめたおかげで、初代『ウルトラマン』のテイストを意識された、シンプルかつバラエティに富んだ内容が目指され、オマージュという方向性となった。
プロットの一般公募も行われ、脚本家でドキュメンタリー演出家の星貴則によるものが第10話として採用された。
2002年7月6日と翌週7月13日には、諸事情により、当時休止中であった『ウルトラマンコスモス』の代替番組としてTBSで全国放送された。
翌々週7月20日からは『コスモス』の放送再開に伴い、MBS以外のほとんどの局は放送が打ち切られているが、一部の局では別の時間帯で残りの話数が放送された。テレビ放送に際し、放送時間の関係でオープニングのナレーションパートやエンディングテーマがカットされたほか、次回予告にはサブタイトルテロップが付加された。

ウルトラマンネオス&ウルトラセブン21


ウルトラセブン21(左)&ウルトラマンネオス(右)

どちらも初代ウルトラマンと同じM78星雲光の国出身のウルトラマン。
ネオスはウルトラマン、セブン21はウルトラセブンを現代風にした姿。
親友同士の二人は協力し合い、時に共闘する。
それらを楽しむのもウルトラマンネオスの魅力である。
ネオスはM78星雲宇宙警備隊の特別攻撃隊勇士司令部に所属しており、アークマターによるアンバランス現象に見舞われ始めた地球を救うため、宇宙に出向中、ダークマターと遭遇した仲間たちを救出したが、宇宙空間に放り出されてしまった人間「カグラ・ゲンキ」と一体化し、アンバランス現象により誕生した怪獣、ダークマターから逃れようとしたが暴走した宇宙人、ダークマターにより進化した侵略者と戦うことになる。
スピードに優れ、軽快な足技と十字に組んで放つ「ネオマグニウム光線」を得意とする。
セブン21はM78星雲光の国の宇宙保安庁に所属し、ウルトラセブンの部下。
本来地球を守る任務を受けていたが、奇怪な事件が担当のエリアで発生したため、ウルトラ兄弟の長男ゾフィーの指示でネオスが地球に派遣された。
地球では隠密行動のため、男性やFBI捜査官、ネオスを見守る少女に擬態して、ネオスをたびたびサポートした。
戦闘時は全身を使ったパワーファイト、頭部に装着されている宇宙ブーメラン「ヴェルザード」による斬撃、額のビームランプから放つ光線「アドリウム光線」、右腕にためたエネルギーをL字にして放つ「レジア・ショット」を使用できる。
この二人の真価である、二人そろった時のコンビネーションに敵はいないといえるほどの安心感を持たせた。

最後に

ウルトラマンネオスの魅力は口で語るよりも、実際に見てもらえた方がわかりやすく思います。
私の宣伝で少しでも興味を持っていただけたら、TSUBURAYA IMAGINATIONで全話配信さえれているので、ぜひご覧になってください。

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