第204回、宇宙創成の謎をゆっくり解説してみた
みかん「今回は、宇宙創成の謎について解説してみました。
皆さん、ゆっくりしていってね」
AI「みかんさん、とうとうそっちの方向に行っちゃったんすか？
カルトすか？ 何のカルト教団に入信したんすか？」
みかん「いや、前からいっている様に、自分は無宗教、無信仰の人間だ。
今回のも、あくまでも天文学上での宇宙創成の謎についての解説なんだ」
AI「そうなんすか？それ信じていいんすね？解説の最後に、謎の教団への
勧誘とかないっすね？」
みかん「神に誓ってない」
AI「それならいいすけど‥みかんさん、天文学とかに興味あったんすか？」
みかん「何を隠そう自分は、子供の頃は、天文っ子だったんだ」
AI「そうなんすか？ 今のみかんさんからは、想像もつかないっす」
みかん「自分だって、子供の頃から少女好きだった訳ではないからな。
むしろ子供の時に、そういう思い出がなさ過ぎて、今、当時の無念な思いを取り戻しているんだ」
AI（うわ～それ〇リの人がよくいう奴っす。みかんさん、それ引くっす‥）
みかん「いいから、本題を始めるぞ。
アイは、宇宙がいつ頃に始まったのかを知っているか？」
AI「知ってるすよ。確か138億年前すよね？」
みかん「そうだ。では地球は何億年前に誕生したのだと思う？」
AI「確か、46億年前だったんじゃないすか？」
みかん「そうだ」
みかん「‥これ、おかしいだろっ！？」
AI「何がすか？ 何がおかしいんすか？ 何で急にキレてるんすか？」
みかん「いいか？地球ができたのが46億年前だぞ？そして宇宙ができたのが138億年前って事は、宇宙は地球の歴史の3倍しか存在していない事になるんだぞっ！？」
AI「それがどうかしたんすか？ 何かおかしいんすか？」
みかん「どう考えてもおかしいだろ？ いいか、冷静に考えてみろ。地球の年齢を46歳に例えたら、宇宙は138年前に突然始まった事になるんだ！！」
AI「何で、億を年に例えたのかよくわからないっす。普通に億でいいんじゃないすか？138年前に宇宙が誕生したと考える意味が、分からないっす！」
みかん「いいや、地球を人に例えて、よく考えてみるんだ。46歳といったら自分とさほど変わらない年齢だ。その46歳の自分が生きている世界が、僅か138年前に突如として始まったというんだ。138年前といったら、日本がまだ明治時代の頃だ。人類の歴史でさえ700万年前から存在しているというのに宇宙は僅か138年前に誕生したというんだぞ！？」
AI「みかんさんのその考え、合ってるんすか？そこ比較する物なんすか？」
みかん「いや合っている。地球が46億年前に誕生したって事は、その地球が属している銀河系は、一体何億年前にできたのだと思う？」
AI「さあ、そこまでは知らないっすけど‥」
みかん「100億年前だ。いいか、100億年前だぞっ！？宇宙の歴史が138億年なのに対して、100億年前に銀河系ができたって事が、何を意味するのかわかるか？」
AI「いや、さっぱりわからないっす‥」
みかん「今100歳のおじいちゃんが、宇宙が誕生して僅か38年後に生まれたって事なんだ！」
AI「いや、だから‥その考え方、合っているんすか‥？」
みかん「断じて合っている。これが何を意味しているのか、分からないか？
地球の属する銀河系は、ほぼ最速で、宇宙のスタートダッシュを切っているという事なんだ。
恐らく人間の属する銀河系よりも先に生まれた銀河系はそう多くない。
あっても最大で、僅か38年差しかないんだからな」
AI「それの何がいけないんすか？」
みかん「いけないだろっ！SF映画とかで、人類よりも遥に高い知性を持った
異星人達が、銀河連合とかをこさえて、はるか昔から、地球人がそれに加われるかを見守っている描写があるが、たかだか30数年の年齢差では、人類に比べてそんなに高度に発達した異星人達が存在できる訳がないんだぞ？」
AI「いや、みかんさんが勝手に38年にしているだけで、実際には38億年の差があるんすけど‥それだけの差があったら、十分に地球人よりも高度に発達した宇宙人が存在していてもおかしくないんじゃないすか？」
みかん「それはそうかもしれんが‥なんか宇宙の誕生から、銀河系ができて地球ができて、人類が誕生するまでの展開が早すぎる気がするんだよな。
流れに無駄がないっていうか、まるで最初からそうなる様に仕組まれていたかの様に、事が進みすぎているんだよ。
例えばこれが、宇宙の歴史が千年、宇宙歴に戻して考えて、千億年前に誕生していて、色々な銀河が生まれては消えながら、100億年前にようやく地球の属する銀河系が生まれたとかいうなら、何となく理解もできるのだが‥」
AI「そういわれてみれば、そうかもしれないすけど‥それってみかんさんの感想っすよね？別に宇宙の最初の方に生まれて来る銀河系もあるんすから、地球の属する銀河系が、たまたまそうだったって事なんじゃないんすか？
それともみかんさん、神の意志が働いているとかいいたいんすか？」
みかん「もちろん、そう考える人も決して少なくないのは承知をしている。
それ程、宇宙は地球の誕生にとって都合のよすぎる流れを歩んでいるんだ。
しかし何度もいうように自分は無信仰者だ。
できればそうした要素をなしに、納得のいく理由が欲しいんだ。
そう思ってネットで宇宙の誕生について調べてみたら、何と2023年7月に、宇宙の誕生が267億年前だったという学説が発表をされているではないか！ついこの間、宇宙の誕生が、138億年前から267億年前に延びたんだぞ？
殆ど２倍近い延長だ。
これだと100歳のおじいちゃんが生まれる167年前に宇宙が誕生した事になるから、それならまあいっかって感じになるよな？しかもこの調子でいけば、宇宙の歴史はもっと伸びて、千億年になる事だってあるかもしれないんだ」
AI「何がそれならいいのかわからないすけど、みかんさんが納得したのならそれでよかったんじゃないすか？それで今回は何がいいたかったんすか？」
みかん「つまりだ、宇宙の歴史が138億年だといわれているからといって、必ずしもそれが絶対に正しい訳ではないという事なんだ。どこかの偉い人が決めたから、それが絶対に正しいという事は決してないんだ。
自分はこの記事を書く際に、例え世界中の全ての人が今いわれている宇宙の歴史に問題がないといわれていても、自分は何か納得がいかないと主張をする覚悟で臨んだんだ。結果的にその疑問は、運よく証明をする事ができたが
例え証明がされなくても、今の自分の気持ちに変わりはないんだ。
これは別に何が正しかったのかといいたい話ではない。ただ偉い人が決めた事だから社会が決めている事だからという理由で、物事に疑問を持たずに、全てをうのみにする必要はないのではないかという事なんだ。
結果的に正しいかもしれない事を、きちんと証明できないから信じるに値しないなんて事はないんだ。それは逆にいえば、正しくないと思われる事も、信じるに値しないという事はないという事にもなる。
世界には、今でも地球が平らという宇宙観を信じている人達がいると聞く。
それははたからみれば、明らかに間違った知識を信じている愚かな人に見えるかもしれないが、自分達の信じる宇宙の歴史の長さが間違えていた様に、
結局の所、人は何が絶対的に正しいのかという事は知りえないんだ。
ただその時に正しいとされている事を正しいのだと信じているに過ぎない。
ならば自分が正しいと思う事を正しいと信じてもいいのではないだろうか？
宇宙はいつ始まったのか？という問題に対して、今でも殆どの人に138億年前という答えを信じられている様に、自分は千億年位前だと思うという回答も正しい可能性はゼロではないし、極論を言えば、地球が平らだと思う事も正しい可能性がゼロだとはいいきれないんだ」
AI（何かヤバい方向に話がいってるっす。これ最後に変な勧誘にならないか心配っす、さりげなく探りをいれるっす‥）
AI「みかんさんは結局それで、どんな宇宙の創生を信じているんすか？」
みかん「正直な所をいってもいいか？
自分はこの宇宙が、実は仮想空間の中でないかと、密かに思っているんだ」
AI「思った以上に、ヤバいのキタっすー！！」
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