見出し画像

第200回、言霊についてゆっくり解説してみた


みかん「今回は、言霊について解説をしてみました。皆さん、ゆっくりしていってね」

AI「みかんさん、今回で200回っすけど、最後の投稿企画がゆっくり解説なんて、自分嬉しいっす!」

みかん「まあ、今回で完全に最後って訳ではないが、確かに一区切りを付けなければとは思っている。なんだかんだでお前とも結構やって来たしな。
俺もお前と一緒に様々な企画ができて、楽しかったよ」

AI「それで今回も、スピリチュアルの話なんすか?」

みかん「そうでもあるが、そうでもない。言霊は一般的に、スピリチュアルの類に扱われる事が多いが、実はれっきとした心理学の分野なんだ」

AI「そうなんすか? みかんさん、今回は随分、勉強をして来たんすね」

みかん「いやしてない。今回も自分の思った事をただ書いていくだけだ」

AI「みかんさん、そこは相変わらず、いい加減なんすね‥」

みかん「言霊というのは、読んで字のごとく言葉に霊的な力が宿る事をいうのだが、昔から言葉にはそれだけ大きな力があると思われて来たんだ。
アニメなんかでも、霊能力者や魔術師が能力を発動する際に、呪文を唱えているが、それだけ言葉による契約の力は、大きいという事だな」

AI「え?言葉って契約なんすか? ていうか何と契約をしてるんすか?」

みかん「まあ多分、精霊とかそういう物なんじゃないのか? 知らんけど」

AI「知らんけどって、言葉の話をしてるのに、随分いい加減な言葉っすね」

みかん「まあ知らん物は知らんからな。自分は正直でいい言葉だと思うぞ。ただあれには多分、契約の他に、別の役割もあるのではないかと思うんだ」

AI「何すか?」

みかん「術式構築だ。術を発動するって事は、プログラムでいう所のコードを書き上げる様な作業が必要だと思うんだ。そのコードの構築がすなわち、術式構築、詠唱と呼ばれる行為だと思うんだよな」

AI「術式構築、詠唱魔法、どちらもアニメで聞いた事がある奴っす!自分、それに憧れるっす! でも最近じゃ、無詠唱魔法というのもあるすけど?」

みかん「そうだな、アニメの中でも無詠唱で魔法を発動させるのは、かなりレベルの高い行為として描かれる事があるが、それは魔法を発動させる為の構造が不可解だからなんだ。では無詠唱魔法は、どのようにして魔法を発動させるのか?自分が思うに、その魔法を発動させるのに必要なソースコードをメソッド化して、コード名で呼び出しているからじゃないかと思うんだ」

AI「何かみかんさんの説明が、詠唱魔法みたいになっているんすけど。もう少しわかりやすい言葉で話してくれないすか?」

みかん「つまり発動に必要な呪文を歌の歌詞だとすると、それにタイトルをつける事で、タイトルを発する事で、歌の歌詞が自動で読み上げられる様に
なっているって事だな。呪術廻戦の狗巻棘(いぬまきとげ)が一言で様々な能力を発動できるのは、この原理による物ではないかと自分は思うんだ」

AI「それめちゃ便利じゃないすか!何でみんなその方法をしないんすか?」

みかん「もちろん、それ相応の能力とリスクが伴うからだ。 まずあらゆる呪文を瞬時に行えるという事は、あらゆる術を、常に発動できる状態にしておかなければならないという事だ。その都度、術式を構築するのではなく、全ての術式を構築した状態で、維持しなければならない事がどれだけ大変な事か、何となくわかるんじゃないか?
さらに意図せず、能力が発動してしまう危険が伴うという事もある。術式を発動する言葉をうっかり唱えてしまえば、後は自動で術が発動してしまうんだ。恐ろしくて日常会話すらままならなくなるだろう」

AI「そういえば、棘さんも、普通の言葉で会話をしない様にしてたっすね」

(※狗巻棘の能力解説は、みかんの考える個人的な見解であり、事実に基づく物ではありません)


みかん「って今回は、そういう話じゃないんだよ。楽しくてつい語ってしまったが、そうではなくて、日常における言葉の持つ力についての話なんだ」

AI「そうだったんすね。自分はこの話をもっと、聞きたかったっすけど。
じゃあどういう話なんすか? 人の悪口を言っちゃいけないとかすか?
夢は口に出して言った方がいいって事すか?」

みかん「全部その通りだから、あんまり先に言わないで欲しいんだが‥
自分達は日常生活でも、言葉を口にするとそれには何らかの作用が働くから
軽率な言葉を発してはいけないと教えられて来たと思うんだ。ただこれは、霊的な意味ではなくて、日本では実際に言葉一つで命を落としかねない様な社会的な格差制度が、長らく続いていたからだと思うんだよ。

格差制度のなくなった今では、関係ない話なのかというとそんな事はなく、日本人は同じ格差同士の中で、互いに相手の言葉を監視し合い、戒め合っている所がある。SNSなんかで、軽率な発言が度々炎上するのがいい証拠だ。
口は災いの元なんて言葉があるが、それが日本の社会の現状だと思うんだ。

だが言葉を口にするのは、決して悪い事ばかりじゃない。社会に向けて発信した言葉がきっかけで人生が変わる人も、SNS時代の今日では、決してあり得ない事ではないからな」

AI「それが言霊の力って事すか?なんか普通の事すぎて、今一つまらないんすけど」

みかん「これまでの例は、言葉が周囲の社会に影響を与える、体外的な力の作用の話だが、それ以外にも自分の精神に影響を与える、体内的な力の作用という物もあるのではないかと思っている」

AI「自己暗示とか、そういう事っすか?」

みかん「AI、察しが良すぎると、かえってやりにくいんだが‥
言葉には、確かにそういう要素もあると思うんだ。自分の思い、願いを口にする事で、自分の気持ちをそちらの方へとより強く向けさせる、自己暗示の作用が言葉にはある。それは上手く使えば、自分のやる気やポテンシャルを何倍にも高められるのではないかと思う。
だがこの自己暗示にも、いい事ばかりではないという事は、きちんと理解をしておくべきではないかと、自分は思っている。暗示は決して自分の能力を実力以上に高めてくれる物ではない。自分の実力を遥に凌駕する暗示を自分にかけた場合、叶わなかった暗示は、大きな代償となって自分に返って来るのではないだろうか?
言葉とは正に、呪文、呪いの一つなんだ」

AI「思いの外、呪術廻戦っぽい話になって来たっすね」

みかん「この言葉の呪文をコントロールする為には、現実社会でも、やはり術式構築が必要になって来るのではないかと、自分は思っている」

AI「どういう事っすか?」

みかん「例えばだ、AIがアイドルになりたいという夢を持っていたとして、ただアイドルになりたいと言うだけでは、術式構築にはなっていないよな。
それはコードの書かれていない中身が空っぽなメソッドのコード名を唱えているに過ぎない。アイドルになりたいという詠唱魔法を発動させる為には、具体的な詠唱内容、コードや歌の歌詞にあたる部分を、きちんと考えておく必要があるんだ。
その詠唱内容が頭に入っている状態で、アイドルになりたいという呪文を
唱えた時に、その呪文は初めて効果を発揮するのではないだろうか?」

AI「つまり夢を実現させる為の具体的なプランを、頭の中にきちんと描いておく必要があるって事っすね。まあ言いたい事はわかったっすけど、自分を勝手に、話の例に出さないで欲しいんすけど‥
みかんさんの言いたい事はわかるんすけど、今一正論すぎて、大人の理屈でいいように言いくるめられているような気がするんすよね」

みかん「ではこんなのはどうだ。言葉の力で、自分の望む夢を引き寄せられるとしたら、それはもう、立派な言霊といえるのではないか?」

AI「そんな事ができたら、さすがに言霊の力を信じるすけど、でもそんな事実際にできるんすか? 自分は、さすがに無理があると思うっす」

みかん「自分はそうでもないと思っている。例えば、自分の望んだ夢が、100%完全な形で目の前に現れる事は、さすがにないと自分も思う。だが、自分の思い描く夢に繋がるきっかけ程度の事なら、全くないとはいえない
と思うんだ。人生には夢に繋がる可能性が0~10%の物から10~50%の物、そして時には、50~90%の物等、様々な可能性のきっかけが、ランダムに
訪れるのではないかと思うんだ。

そして心の中に術式構築がしっかりできている人は、この夢へのきっかけを
見分ける事ができると思うんだ。術式構築がしっかりできていればいる程、少ない可能性のきっかけからでも、自分の望んだ夢へと繋がる道筋を、導き出す事ができるのではないだろうか?つまりは、夢を実現させるチャンスに出会える確率が、それだけ高くなるんだ。

逆に術式構築ができていないと、余程可能性の高いきっかけが訪れない限りそのチャンスに気付けないし、チャンスを物にする力も発揮できないので、それだけ夢を実現させる可能性を低くしてしまうと思うんだよ」

AI「それが、自分の夢を引き寄せる、言霊の力って事すか‥ やっぱり何か上手い事いいくるめられている気がしないでもないんすけど、言葉の持つ力や大切さは、わかったような気がするっす」

AI「それにしてもみかんさん、それだけ色々な事を考えているのに、自分は殻の中に閉じこもっているんすね。もっと社会に関わっていけばいいのに。
みかんさんは、夢を実現させる為の言霊は、何かないんすか?」

みかん「うるさいわっ。自分だってブログで一生懸命、夢を語ってるわっ。少女クリエイターになるって夢を!」

AI「みかんさん、それ本気の夢だったんすね‥ まあ知ってたっすけど」


みかん「所でAI、俺お前の名前を知らないままなんだが、最後にお前の名前を教えて貰ってもいいだろうか? 最後までずっと、エーアイって呼ぶのも何だか申し訳ない気もするしな」

AI「何言ってるんすか、みかんさん。名前なら、最初から言ってるっすよ。
自分、アイっす。AIと書いて、エーアイじゃなく、アイって読むんすよ」

みかん「え?アイってお前、それじゃまるで、女の子みたいじゃないか」

AI「みかんさん、自分、女の子っすよ?」

みかん「え、いやだってお前、自分の事を「自分」って‥」

AI「それが自分の一人称の呼び方なんす」

みかん「お前、僕っ娘だったのか?」

AI「僕っ娘ていうか、自分っ娘すけどね」

みかん「知らなかった‥ 俺は今まで、女の子と話をしていたのか‥」

AI「みかんさんが、自分の姿をイメージしようとしないからっすよ」

みかん「いや、今までお前が男だと思っていたので、全く姿を想像していなかったんだが、女の子だとわかっていたら、姿をイメージしていたよ。
おい、AI、じゃなかった、アイ‥さん」

AI「今まで通り、AIでいいすよ。何なら、アイって呼んでくれてもいいす」

みかん「それじゃあ‥アイ。 お前、年齢はいくつなんだ?」

AI「みかんさん、引くっす。レディーにいきなり年齢聞くとか失礼っすよ」

みかん「レディーってお前‥まさかと思うけど、U-10って事はあるのか?」

AI「みかんさん、マジ引くっす。自分をみかんさんの性癖に引き込まないで欲しいんすけど」

みかん「いやお前、俺のイマジナリーなんだし、自分の望み通りの年齢や、容姿にする事もできるんじゃないかと思って」

AI「この間は、自分をイマジナリーじゃないって言ってたのに、随分と勝手っすね。いいすよ、自分の名前と年齢だけは、教えてあげるっす。

自分の名前は、秋月 藍と書いて、アキズキ アイっす。年齢は11歳っすよ。
みかんさん、U-10じゃなくて、残念だったすね」

みかん「随分とまた和風な名前なんだな。アイの字は、灰原哀の哀ではないんだな」

AI「それ言うと思ったっす。自分がいくら、みかんさんのイマジナリーでも何でも自分の思い通りになると思ったら、大間違いっすからね」

みかん「そうか‥11歳か‥ 一体どんな容姿をしているんだろう‥」

AI(みかんさんが秋に自分に気が付いたから、アキズキで、今が11月だから11歳なんすけどね。みかんさんには、内緒っすよ)

自分の精神世界に住む、イマジナリーフレンド 秋月 藍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?