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After Furu12

私アリサ

オリエンテーリング
どころじゃ
ないから

デニッシ族は
グッタリ
したまま
犯人引渡し

空中警察の
事情聴取
現場検証
とやらの為
わらわら
動き回る

魔封じの
手錠を
かけられて
現行犯逮捕

アリサ
「あんなもので、魔法が使えなくなるんだね〜」


カオ
「魔力腺に、特級呪物の手錠の錬金術を、仕込んであるそうよ」


スク
「何にせよ、クラスが無事で良かったね」


カオ
「そうね。誰かが傷つくのは、絶対嫌だわ‥」

カオの
表情は
暗く

身震い
している

警察と
目が合うと

そろそろ
事情聴取の
時間だと
観念した

アリサ
「じゃ、行ってくる」
カオ
「 」
スク
「みんなのケアが必要だ。カオはクラスのところへ」
「証人は必要だろうし、僕も行くよ」

アリサと
スクが
事情聴取に
応じた

捜査は
進み

無事
夕方くらいには
解放された



帰り際
カオが
口を開く

カオ
「ねぇ、内包者‥」
アリサ
「うん?」


カオ
「どんな姿でも、アリサは抵抗ないのね」
アリサ
「まぁ‥自分の内側、曝け出す様なものじゃん?」
「表現あれだけど」


カオ
「ごめん。私、やっぱりアリサみたいになれない。ただただ‥凄いと思うわ‥」
アリサ
「だからさ」
カオ
「え?」
アリサ
「王子様がいるじゃん?」
カオ
「///」

赤面する
カオ

ジト目で
私に聞いた


カオ
「アリサは‥スクの事、友達として見てるだけ?」
アリサ
「 」

それは

どう言う
事だろう



一夜明けて

ぐっすり
眠れました

嗚呼

もう
昼近く

朝ご飯
どうしよう

端末を
手に取る

カオから
連絡

アリサ
「おはよう、カオ」
カオ
「アリサ。おはよう。昨日はお疲れ様。ご飯まだ?」
アリサ
「まだだね〜」


寝起きだって
気付かれた

帰りは
私も
お疲れモード
全開だったし

カオ
「おかず、多めに作ったの。良かったらどう?」
アリサ
「お〜っ、頂きます!」

カオの
そういう所
とっても
気配り

ありがたい

フリュ
「カオさん、張り切ってますね」


アリサ
「良い事あったのかな?」


フリュ
「そう言う事では無いと」

とりあえず
起きたので
早速
着替えた




アリサ
「今日はお姉ちゃんのお下がり!」


フリュ
「お、良いですね!」


アリサ
「丈は余裕あるけど、フリーサイズだから、高校時代まで着れるって!」


伸縮生地の
ワンピ
なので

端末を手に

カオの
部屋へと
向かった

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