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私と漫画と小説

エノクの
アプローチが
まだ無かった頃

私にとって
漫画は

伝え方の
難しさ故

知識と
努力に
依存していた

豊かな
キャラクターを
次々に
登場させては
温存する

行動派より
保守派

スランプの
特性を
理解出来ず

更新に
20年かかる
原稿も
少なく無い

ブリガンダインの
全容も一新され
メカデザインは
没にした
マナのエピソードは
漫画では一切全容が
明らかにならないまま
小説のみのエピソード

20ページの
原稿用紙を
描き終え
読み返して
没にする事も
あった

このまま
宝の持ち腐れ

なんと
勿体ない

改善案が
必要だった

漫画は
時間が
かかる

押し寄せる
ヴィジョンの
奔流に
追いつかない

半生が
無駄になり
悔いが残る

そして

小説版として
切り替えた

早かった

圧倒的な
ペースで
書き上げる

エノクの
アプローチも
日々ヴィジョンの
更新に
追いついてきた

私には
漫画より
小説の方が
迅速に対応
出来る

それでも
漫画の
クオリティは
独自の
こだわりがある

それが
一番好きな所


漫画から
始まり


小説へと
変わる

切り替えた
事で

私のやりたい事が
明確に定まり
今に至る



両手には
収まりきらない

宝と

キャラクターの
笑顔が溢れる

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