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呪術2期というエポックメイキング ―2期各話メモ&感想

※素人が好き勝手に作品の感想を言っているだけです。悪しからず。    遡ること9ヶ月前、3月末のこと。ティザービジュアルやキャラクタービジュアルは既出だったが、本編映像を用いた第二期のPVが初めて公開された。美麗な作画、印象的な音楽、まだ爽やかさの残る初夏の雰囲気。作品の質が完璧に保証されていることを示した、素晴らしいPVだった。  しかしPVのラストに一つだけ、あまりにも重大な懸念があった。  メインスタッフが違うのである。  監督は朴性厚さんから御所園翔太さんへ、

    • 11/17 だって骨折してるんだもん

       骨折した足もかなり治ってきて、ホップステップジャンプはさすがに気が早いが、短い距離をただ歩く分には、一般人とそう違わない動きができていると思う。近所のドラッグストア内をウロウロしながら、 「ふっふっふ、よもや誰も私が最近足の指を折ったばかりの人間だとは思うまい、ふっふっふ」 などと、人間社会に潜伏する宇宙人みたいなテンションでニヤついていた。気持ちの悪い人だと思われたのだろう、他の客が妙に遠かった。だいたい折ったばかりといっても、もう一ヶ月半は経過しているわけで、そりゃ

      • 11/10 性とかSAGAとか佐賀とか

         英語で「The twilight zone」と書かれているのに、やけにハッキリした発声で「ミステリーゾーン!」とタイトルコールが入るのが好き。  学校の期末レポートの題材になっていたボブ・ディランの”Love Sick”を聴いていると、横で父がインディだったかF1だったか、レースを見始めた。私はボブ・ディランの曲がメロディアスで歌詞が詩的なことはわかっても、彼の歌が上手いのかはわからない。特徴のある声だとは思う。  クレッシェンドとデクレッシェンドがほぼゼロ距離で向かい合

        • 40話がアニメ化としてもアニメとしても最高だったねって話

           アニメ呪術廻戦の第40話(というか2期全般)が面白すぎるので、アニメーターさんとか原作とかについて考えたことのメモ。あくまで持論と推測と個人の感想。話に一貫性は無い。  こちらは40話で絵コンテと演出を務められた土上いつきさんが投稿した写真。画面左に映っているDVDは『鉄腕バーディー DECODE』とOVA版の『ジョジョの奇妙な冒険』。アニメーターさんの机にアニメDVDがあるのは何ら不思議ではないが、ではなぜこの2タイトルなのか。  実はこの2作、呪術廻戦の原作者である

        呪術2期というエポックメイキング ―2期各話メモ&感想

          11/11 魂、ポッキー、というようなこと

           ”静止する魂”というフレーズが、ふと頭に浮かぶ。  けれどこれは黒い白猫のようなもの。減速する加速のようなもの。縁遠く、対であり、同時には成り立ちえない。  魂とは運動である。思考、感動、成長。魂は常に変化しつづける。肉体と同じように代謝する。生きるとは、つまりそういうことである。  というようなことを職場が暇すぎて考えていた。  ポッキーの日だというのに誰もそれを恵んでくれない。スーパーでもコンビニでもその存在をうざったいほどに主張しているのに、悲しいかな、知り合い全員

          11/11 魂、ポッキー、というようなこと