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新NISAで資産を育てる


新しいNISAのポイント

  • ・非課税保有期間の無期限化

  • ・口座開設期間の恒久化

  • ・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能

  • ・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)

  • ・非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)


新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違い


つみたて投資枠


  • 対象年齢: 18歳以上

  • 非課税保有期間: 無期限

  • 非課税保有限度額: 最大1,800万円(枠の再利用可能)

  • 年間投資枠: 120万円/年(10万円/月)

  • 対象金融商品: 投資信託(長期積立・分散投資)

つみたて投資枠は最大1,800万円の運用から得た利益を非課税にできるため、長期・積立・分散投資の投資信託と相性が良いです。


引用:NHK


いつから始めるべきなの?

                                       

  1. できるだけ早く始める: つみたて投資は、時間が味方です。早く始めることで、複利効果を最大限に活用できます。初めての投資でも、少額から始めてみましょう。

  2. 安定した収入がある段階で: 安定した収入がある段階でつみたて投資を開始することをおすすめします。給与や副業の収入を活用して、毎月少額を積み立てることができます。

  3. 緊急時の資金を確保した後: 緊急時の資金(3〜6ヶ月分の生活費)を確保した後に、つみたて投資を検討しましょう。緊急時の資金は、急な出費や失業時の安心感を提供します。

  4. ライフステージに合わせて: 結婚、出産、住宅購入などのライフイベントに合わせて、つみたて投資を計画しましょう。将来の目標やライフスタイルに合わせて運用戦略を立てることが大切です。

  5. 投資知識を身につけてから: 投資は知識と理解が必要です。基本的な投資知識を学び、リスクを理解した上で始めることをおすすめします。

長期投資のメリット

  1. 複利の恩恵を受けやすい: 長期投資は、時間をかけて運用することで複利効果が得やすくなります。複利は雪だるまのようにリターンが尻上がりに大きくなり、運用期間をできるだけ長く確保することをおすすめします

  2. リスクを分散できる: 長期投資は、積立投資を同時に行うことで購入時期のリスク分散ができ、効率的な運用が可能です。一度に購入せずにコツコツと買い増すことで平均購入単価を下げ、リスクを低減できます

  3. 値動きを頻繁に確認する必要がない: 長期投資は、頻繁な値動きの確認が不要です。忙しいビジネスパーソンや初心者にとっても取り組みやすい投資方法です

長期投資の注意点

  1. 短期間の資産形成が難しい: 長期投資は、20年から30年以上の運用期間が必要とされています。初心者でも取り組みやすい投資方法ですが、即時の資金ニーズには向かないこともあります

  2. 健康で継続的に収入があることが前提: 長期投資は、継続的な収入があることを前提としています。健康状態やライフスタイルを考慮し、適切な投資計画を立てましょう 。

  3. 取り崩したら意味がない: 長期投資は、長期間の運用を前提としています。途中で資金を取り崩すと複利効果が損なわれるため、計画的に運用することが重要です.


成長投資枠


  • 対象年齢: 18歳以上

  • 非課税保有期間: 無期限

  • 非課税保有限度額: 1,200万円(枠の再利用可能)

  • 年間投資枠: 240万円/年(20万円/月)

  • 対象金融商品: 上場株式・投資信託など

成長投資枠では、株式投資や上場投資信託などの商品に投資ができます。積極的に運用できる一方で、リスクも高いため注意が必要です。



使い分けのポイント

  • 投資目的に応じた選択:

    • 気軽に運用を始めたい → つみたて投資枠

    • リスクを軽減させたい → つみたて投資枠

    • 株主優待を受けたい → 成長投資枠

    • リターンを狙いたい → 成長投資枠

    • まとまった資金を活用したい → 成長投資枠


まとめ

とりあえず、初心者の方はつみたて投資枠から始めることがおすすめ。

なるべく早く始めて長期で投資をする。そうすることで元本が割れる可能性が低くなる。


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