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5つの霊が相関しながら繁盛店を作り出す

 2つのスーパーマーケットがあるとします。A店とB店とします。A店もB店も売場面積も駐車台数も同じ、品揃えも同じ、価格も同じです。ところがA店には次々とお客が引き込まれ、店は大混雑、買物を終えたお客は大量の荷物を抱えて帰ります。

 一方で、B店は、駐車場に止めてある車もまばら、売場にはお客の姿が見えません。何も買わずに帰るお客もいます。

 この違いは何でしょうか。それは波動の違いです。
 波動は発信すると相手を共振・共鳴させます。共振させるツールが、言葉、数字、形、色、音なのです。言葉は言霊(ことたま)、数字は数霊(かずたま)、形は形霊(かたたま)、色は色霊(いろたま)、音は音霊(おとたま)と呼ばれます。

 “霊”とは霊感商法の“霊”ではありません。霊とはエネルギーです。だから波動なのです。言霊、数霊、形霊、色霊、音霊、5つの霊が相関しながら繁盛店を作り出すのです。私はこのことに気が付くまで恥ずかしながら30年かかりました。お店が発する波動にお客が共振・共鳴するとお客の心が躍り出すのです。

 「言霊」とは、古代、言葉が持っていると信じられた神秘的な霊力のことです。言葉には言霊」があり、発した言葉通りの結果が表れる力があると考えられていました。

 POPやチラシのタイトルは「言霊」です。天井からつるす筆書きのPOPも言霊です。言葉を文字にして、自分自身を折れそうな心を奮い立たせ、 信じる道を突き進む勇気を与えるのです。そして、不思議なことに言葉にしたり、文字に書いたりするとそれが実現するのです。

 「数霊」とは数字にもエネルギーが宿るということです。お客を惹きつける数字、自分の運気がアップする数字があるということです。

 「形霊」とは、▢、△、○がエネルギーを持っているということです。東京スカイツリーを上空から見てください。一番下の建物は▢、棟は△、展覧階は○になっていることが分かるはずです。

 「色霊」とは色や光のエネルギーのことです。タイは色霊の国。タイ人は原色を好む傾向があり、何か団結をしようとするとき、色で揃えようとします。「色霊」は色で揃えようとします。

 「音霊」とは音の持つエネルギーです。私たちが神社へお参りに行った時には、鈴を鳴らし、二礼二拍手一拝をする事が習わしになっています。古来より日本では、拍手や鈴を鳴らすことによって神様を招き寄せるとも言われ、音には霊的な力が宿ると信じられています。
 そういえば、私の師匠・須田泰三先生の育てた繁盛店は、「店はお客様のためにある」(言霊)、「1円、5円、10円、50円・・・。閉店セール」(数霊)、「さっちゃん」「アメリカンポップのイラスト」(形霊)、「黄色いハチマキ・赤い感謝のエプロン」(色霊)、「軍艦マーチ」(音霊)で説明がつくのです。

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