私の好きな人〜美の道筋へと誘った巨匠へ〜

突然ですが、私は「ソルト」様と、「宇宙っ子」様が好きです。

でも誤解の無い様に言っておきますが、作品を見てくださっているから好きと言う訳ではないという事です。

あまり感謝を言葉に表せられるほどの語彙力も恥ずかしながら持っておらず、拙い文章になりますがご了承ください。

私は自分が美を表現したいだけの為にnoteを今年度より開始しました。

美の追求をするにあたって、自分の近くではどんな音が流れてそれを聞く人はどんな感情を抱いているだろう・・・「ガラスの破片みたいに鋭い音だな」とか「一つのクラブで皆で静かに聴いている様なそんな気分なのかな」と思ったり、海外で、今日本国内で生まれた絵画作品にはどんな色(気分)が込められているのだろう?と口頭では伝わらなくともその人の筆使いだったり、或いは作品を生み出すための道具をどのように使うかでその人の「骨」と「血」が伺えるように思えるのです。

例えば「ソルト」様の場合だと建造物や、街行く人のワンシーンをフィルムに写してありますが、白黒調での描写がある作品を見てみますと「過去を作り出しているかのような写真だ!そこに生活する者たちの生活音などの環境がすぐに伝わってはこなくとも、独特な匂いが受け取れる」そういう風に私は連日、自分の作品作りをする前に自分だけの世界を観ずに他人にも分かる様に描くと言う意気込みを醸し出す為、そして何よりも「自分の心に美の水を浸すため」に見ておりました。

何度見てもソルト様の写してくださった作品からは見える形での美を受け取れました。

では、ここで「宇宙っ子」様の話題に変えます。

私は哲学的な事を考えるのが好きであり、宇宙っ子様の投稿してくださる詩が大好きです。
一言で申しますと、常に一方的になりがちな己の心に「清涼剤」の様な効果をもたらしてくれる…そんな素敵な言葉であります。

昨日の私の作品にも素敵なコメントをして下さりました。
こう言ったSNSでは文面だけなので、実際に声などを文に乗せて投稿すると言ったものが無くともその文を見るだけでも「伝わる」のです。

自分の視点が一方的ですと、思想も行動も偏ります。私の場合ですと絵を描く事だけに熱しやすい醜い点があるのを自覚していますが直せずにおり、どうにか多方面への視点を変えられる要素は無いだろうかと思っていたある日、私をフォローして下さった方の中に宇宙っ子様と、ソルト様が居りました。

それまでは「○○はこうだ!」と絵に描き表してしまい、他社からそれに共感の意を得られる事はそれまで無くて、ヤケになっておりました。

私の作品が良しにしろ悪しにしろ、観てくださる事へとても嬉しいのです。御二方との交流をする事(互いの作品を閲覧する事)で、ようやく「静寂の展覧会」が成立するのでした。

そして私も御二方の独自の作品を観る事で知らなかった事や、新しい考え方を作る事と言った自分流に言わせれば「心の畑に視点という名の種を蒔き、フォロワー様の作品で水撒きをする」といった行為を起こす事が最近になって出来る様になりました。

フォロワー様との出会いがあったからこそ、「今日はこんな作品を描いてみようかな」とか「今日はこんな感情になりました。分かりますかこの感情」とガラス越しでの密かなコミュニティが交わされる様になり、日々の絵を描く事やそれ以外の事へもやってみよう!という意気込みが以前よりも芽生えるようになったと思います。

写真と絵は似ているようで似ておらず、文も絵と似ているようで違います。

でも写真も文も「その人の内側」を受け取れる素敵な贈り物である事には違いないと思うのです。

それは同時に美を求める私にとっての良い人間関係を築けていると個人的に思っているのです。

つまり、両者が共通して「美は絵画だけでは無い」という事を教えて下さった私にとっての巨匠であり、私が心惹かれる存在…人間として好きだと思える存在なのです。