プレッシャーを感じて考えたこと。
先日、息子が習っている空手の大会がありました。
コロナで延期になっていたこともあり、息子にとっては初めての大会。
たくさんの大人が見ている中で、空手の「形」を演武するのですが、それがまたなんとも言えない緊張感で。
(スーツ着た審判に囲まれてるし、その後ろからは保護者たちがじっと見てるし、想像しただけで手汗が出てきそうな状況。私やったら緊張して形忘れてしまうわ!)
というプレッシャーの中、必死に演武している息子がめちゃくちゃかっこよくて、結果は初戦敗退だったけど、プレッシャーや緊張感を味わいながらも、最後までやり切る姿に心を打たれました。
だけど本人は、せっかく練習したのに勝てなかったこと、一生懸命やったけどメダルが獲れなかったこと、悔しくて悔しくて、帰りの車の中で「もう辞めるー!」と大荒れ大号泣。
その悔し涙があまりにまっすぐで、思わずもらい泣きしてしまいそうでした。
頑張って挑戦したからこそ、得られたもの。
緊張しながらもやり切ったからこそ、感じられたこと。
勝つことよりも大切なことが、そこにあったはず。
今はまだちょっと胸がギュッとなる思い出かもしれないけど、それはいつかきっと彼を支えてくれるものになると思うのです。
そして、胸がギュッとなっている息子を見ると、私も同じように胸がギュッとなるけど、その経験を回避するのではなく、貴重な経験をさせてもらえたねと、その気持ちと向き合う息子を見守ってあげられる大きな心を持っていたいなと、母も成長させてくれました。
息子よ、ありがとう。
プレッシャーという圧に耐えるということは、重くて苦しいし、すぐに結果に繋がらないこともあるけど、何かちょっと成長できたり、これまでの自分からちょっと変われる時なのかもしれない。
今私にとって、四柱推命でみても、西洋占星術でみても、どちらかといえば凶なタイミング、じわじわと何かよく分からないプレッシャーを感じています。
でもきっとそこには、何か成長できること、変えていくべきことがあるのだ。
プレッシャーという不快な感情に執着するのではなく、息子が見せてくれたように、傷つくことを恐れず、私も思いっきりぶつかって向き合っていきたい。
きっとすぐに結果は出ないけど、いつか必ず私を支えてくれるものになると信じて。
まっすぐに向き合う息子の姿に、私はすっかり勇気づけられました。
まずはこうやって、自分の感じたことや考えたこと、心の中にある「目に見えないもの」を、「言葉」にしていくことを恐れずにやっていこうと思います。
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