モデルルーム訪問記：クレアホームズ浦和辻緑道
はじめに
本記事は私が住み替えの際に検討した物件のモデルルーム訪問記であり、レビュー（評価）ではありません。
マンション購入記の別冊としてお読みください。
物件概要
所在地：〒336-0026 埼玉県さいたま市南区辻8-19-15
交通：JR埼京線 北戸田駅 徒歩6分
戸数：30戸
階数：11階建て
間取：3LDK
面積：63.39㎡～70.03㎡
売主：セントラル総合開発株式会社
施工会社：株式会社森本組
管理会社：セントラルライフ株式会社
2023年8月に竣工したマンションとなります。
※完売済
物件名に冠されるように、辻8丁目緑道沿いに建設されたマンションです。
旧浦和市域ではありますが各浦和駅からはいずれも離れています。
最寄り駅が北戸田であることもあり、ほぼ戸田市と言ってよい立地です。
さいたま市としては郊外となるため、マンション価格が高騰している中でも検討候補にできるのではと販売予告時点から期待をしていました。
一方、行政は戸田市になりますが、同立地の北戸田ファーストゲートタワーやオハナ北戸田などが5,000万前後で候補にできるため、この2つは比較対象として考える必要があると思っていました。
Goodポイント
緑道からエントランス、駐輪場にダイレクトインできるランドプラン
敷地内オール平置き駐車場、設置率76%
緑道で前面の建物と離隔がとれており、採光・眺望ともによい
ダブルアウトフレームできれいな間取り
角住戸率66%、玄関ポーチ付きプランあり
Badポイント
小規模（総戸数30戸）
エントランスなどのスペースは最小限
共用設備は最低限
専用防災倉庫が専有面積に含まれている
収納が少ない
モデルルーム訪問
エントリー開始からモデルルームオープンまでかなり期間がかかり、見学開始は3月でした。
北戸田駅付近のどこかにモデルルームを構えると思っていたのですが、それらしい施設はなく、どこで見学するのだろうと疑問に思っていたところ、現地で見学会を開催するとのこと。
しかし、竣工は8月上旬予定のはず…
なんと、竣工中の建物内を見学するという珍しい形式でした。
2階部分は完成していたので、そのフロアの部屋を見学するというものでした。
竣工後に現地モデルルームはありますが、このパターンは珍しいと思います。
道のり
北戸田駅東口のロータリーを抜け、緑道までの道のりも広めの歩道が整備されている＆フラットで歩きやすいです。
緑道に入ってしまえば一箇所横断歩道があるのみで物件入り口まで緑道が続きます。
自転車も乗り入れ不可のため小さな子ども連れでも安心でき、かなり良い道のりと感じました。
建物
ベージュをベースにダークグレーを差し色にしていてスタイリッシュな印象。
30戸と小規模ですが周りに高層建築物がなく、駅のホームからでも見えるなど規模のわりに目立ちます。
エントランス、共用廊下はダークグレー中心で中に入るとシックな印象に。
部屋
約63㎡〜70㎡の3プラン。
間取りは3つともベーシックな田の字です。
モデルルームだったり、商談スペースだったり、いろんな人がいろんな部屋にいたのでイマイチ全貌が掴めませんでした笑
3プランのうち2プランはいわゆるモデルルーム仕様ではないすっぴんの部屋を見れたのは内装イメージがわかりやすくて良かったです。
専有面積は両角部屋は3人家族の我々は許容範囲でしたが、中住戸はやはり少し狭さを感じました。（専用防災倉庫分を差し引くと実際の居住面積は60㎡強）
価格
3階と8階の部屋の価格を提示され、70㎡の住戸は凡そ5,000万円スタートでした。
最初期の訪問だったので、これから調整は入るとのことでしたが、ほぼ最低価格で5,000万弱は私としてはかなり期待価格とのギャップがありました。
検討結果
立地とランドプランは近隣物件にない魅力があり、採光・眺望の条件が良い部屋が多いなど魅力的なポイントが多くかなり迷いましたが、前面の建物を抜けるには4F以上の部屋を選ぶ必要があり、そうすると中住戸以外は確実に5,000万を超えてしまうため、予算との兼ね合いで断念。
多少郊外にした程度では検討しやすい価格にはならないことがわかり、新築・築浅派には特に厳しい市況になってきていることを実感した物件でしたが、予告広告の段階からウォッチしていた物件が竣工・完売となり実際に実物をみると感慨深いものがありました。
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