〜マンション購入記〜住み替え編①:マンションと自分の想い
この記事は「マンション購入記〜一次取得編〜」の続きとなります。
家を購入することを決意し、半ば勢いのまま中古マンションを契約。無事に引き渡しと引っ越しも終わり、新生活を送っていました。
賃貸だった家と比べてQOLは明らかに上がったハズなのですが、私の中では「本当にこの家で良かったのか」という思いが燻り続けていました。
元来、物を買うときは即断即決せずにじっくりと調査・比較検討する性格だったこともあり、急いで買ったことが心残りになってしまい、無意味だとわかっていてもSUUMOがアンインストールできずに自分の選択の答え合わせをするかのように日々の新着を眺めていました。
そんな中、物件についてインターネットで色々と調べているうちに、スムログという不動産ポータルサイトやマンションマニアさんをはじめとするマンションブロガーと呼ばれている人たちの存在を知りました。
住宅に関する知識はほぼなく、家探しの検討項目といえば「駅距離」「間取り」「広さ」ぐらいのものでしたが、マンションのレビューや設備・仕様に関する記事を見ていくうちにマンションそのものに対する興味が深くなり、オタク気質でハマり症の自分はすっかりのめり込んでしまいました。
特に設備仕様は、サッシの種類やユニットバス・ディスポーザーといった生活に直結するわかりやすい設備から、隔て板やアルコーブといった賃貸住まいだった自分にはマニアックな物まで色々とあることがわかりました笑
また、家を消耗品ではなく資産の一つとして捉え、将来のライフスタイルの変化や予期せぬ売却時に対応できるように価値のある物件を選ぼうという考え方は当初の自分には全くなかった観点でした。
改めて、家を購入するときに参考にした「マンションレビュー」や「住まいサーフィン」を見てみると、マンションにより築年数による価格下落率に差があるということがわかりました。
マンションの仕様や、どういったマンションが評価されるのかという知識を得ることができたのは新鮮で楽しかった一方で、漠然と感じていた
「この家で良かったのだろうか」
という問いに対して徐々に自分の中で答えが出てきつつありました。
「もう一度、納得のいく家探しをしたい」
しかしそれは、既に購入をしたばかり自分には厳しい想いでした。
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