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英語学習のモチベが下がったら読む話


私は昨年の11月からマンツーマンの英会話スクールに通ってる。

まず私の基本的な英語力についてですが、義務教育、高校時代、短大時代には一切勉強してこなかった人間なので基礎もクソも無いです。英語を使うのは1人で海外旅行に行く時に英語しか通じない環境やシチュエーションに身を置いた時のみ話す位で、勉強なんて大人になってからもしてきませんでした。なんならそんな時はもっぱらGoogle翻訳に頼ってました。うそです、勉強しようとしても続かなかったのです。

そんな私が再び英語の勉強を始めたきっかけはまた別の機会に話すとして、勉強を続けるのというのは根気が必要な作業です。めんどくさい、わからない、と投げ出したくなる時が何度もあります。生まれてから何度、そんな理由であらゆる事を投げ出してきたことでしょうか。

そんな時に私が英語学習のモチベが下がった時に思い出すある体験をお話しします。


「間違えてもいいよ、話してみてよ」

短大卒業式の前の10日間の授業のない時間を利用して私はマレーシアとシンガポールを1人で旅行してました。それはもう、自由気ままに。そんな時にシンガポールのビーチを歩いてたらオーストラリア人に声をかけられました。彼は確か24歳で学生でした。私と同じで卒業を控えた身で、旅行をしていました。そして一緒に海に行こうと誘われたので一緒に泳ぎに行きました。

わたしはこの時にも全く英語が話せなかったのですが、ビーチで踊ったり、泳いだりして楽しく過ごしました。なんでそんなに楽しかったかと言うと、その人は英語でのコミュニケーションにつまる私に何度も「間違えてもいいよ、話してみてよ」と言ってくれました。その時、母国語を英語としてる人は間違えに寛容だし、恥ずかしいと思わなくて良いんだって思いました。


「日本人はみんなワカンナイって言うね」

同じ旅行期間中にマレーシアで宿泊したゲストハウス…と、思いきやホテルで住み込みで働く従業員の寮の間借りみたいなスタイルで宿泊した場所がありました。二段ベッドのうち2つが従業員のベッドでした。その従業員たちは英語が話せる人たちだったのですが、色んな質問や話をしてきました。が、私には全く理解出来ませんでした。思わず通じないと分かっていながらも「わかんない…」と日本語で言ってしまいました。そうするとそのうちの1人が「日本人はみんなワカンナイって言うね」と…。どうすることもできないけど、ただただ悔しかったです。日本人がどれだけ英語が話せないか、コミュニケーションを取る中で知ったのでしょうね。情けない限りでしたが、この言葉がバネになり、やる気が出てくる事は確かです。


「日本人として生まれた時から色んな国に行ける可能性を持っている」

前に職場にフィリピン留学をしたことがある人がいたのでどうだったか体験談を聞くことがありました。その中で留学先の学校に勤務する講師の給料についての話題がありました。人に教えるという立場でありながら、日本とフィリピンを比べると給与に差がある事をフィリピン人講師との会話を通じて知ったと言ってました。その講師たちは海を超えて学びに来る外国人たちの住む国には到底行けない給与で働いているそうです。頑張って貯めたって、到底届かない金額だそうです。

その方が留学を終える時にお世話になった講師の人に言われたのが「日本人として生まれた時から色んな国に行ける可能性を持っている。英語を身につけて、もっと広い世界で活躍して欲しい」という言葉でした。日本はとても平和で、ゆとりのある、安全で信頼されてる国です。世界の国の中では裕福な国になります。そんな日本に生まれた事をチャンスだと思って、英語を身につけて広い世界で、世界中にいる人達とコミュニケーションをとりたいと思いました。


まとめ

いざ書いてみるとまるで自己啓発くさい内容になっちまいましたが、別に誰かを開発したくて書いたわけでは無く、自分のやる気が落ちた時に読んでモチベーションを取り戻したいと思ったまでです。簡単に言えば、「日本という色んな国に行ける場所に生まれたんだから、ワカンナイって思って諦めないで間違えたって良いから話す」って事です。英語学習に限らず全ての事に言える事ですね。

こうやって書き出すと、その時話した人たちの顔が浮かびます。海外でお会いした方はもう会う事は無いと思いますが、もし会えたらもっと色んな話が出来る様になってるといいな。




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