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移民コンサルタントとのミーティング

数か月のバンクーバー滞在でカナダが大好きになり、移住を決意しました。現在は日本在住ですが、カナダ移住を目指しています。バンクーバーにいたころから、友人はカナダ人よりも外国人のほうが多かったので、永住権(PR)取得を目指している人が多くいて、永住権取得に関して話をする機会もたくさんありました。ただ移民のプログラムはかなりいろいろな種類もあり、複雑です。人によって使用するプログラムも当然違います。そこで、カナダ政府公認移民コンサルタントにお願いし、現在の私の条件、状況で永住権が取れる可能性はあるのか?方法は?というのを確認していただきましたので、その内容をまとめたいと思います。

もともと、今後またカナダに戻る予定があり、本来その後、移民申請をしようと思っていたわけですが、カナダ政府がコロナにより予定していた移民承認を2020年に行うことができなかったという背景から、2021年2月、Express Entoryのスコアが75/1200点でITA発行されたというニュースを見ました。このスコアは通常時に比べると非常に低いです。そこで、これは私にもチャンスがあるのでは?と考え、少なくとも申請をしておこう、という考えに至りました。

FSW(federal skilled worker)

私の場合は、カナダでの職歴が7か月ほどしかないので、使用するプログラムはFSW(federal skilled worker)のプログラムとなります。
このプログラムを使用する場合次の項目で点数を出します。
学歴、英語力、職歴、年齢、配偶者の有無、配偶者の英語力、カナダでの学歴…等。詳しい情報についてはこちらにあります。ただ、英語で複雑なので、コンサルティングを受ける前は、私的には見てもしっくりこないという印象でした。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/eligibility/federal-skilled-workers.html
次のサイトで自分の点数を出すことができますが、英語力と職歴に関しては後程詳しく説明します。点数は67点が必要となります。
https://www.siaimmigration.com/fsw-67point-calculator
①英語力:CLB 7以上
CLBとは、Canadian language benchmarksの略で、カナダの移民省がカナダで永住権をとりたい人の英語力を数字でみるための基準です。
この基準を満たすためには 1. IELTSまたは 2. CELPIPというテストを受けることで証明できます。以下のサイトを確認すると、1.または2.で何点以上のスコアを獲得すればCLB 7を達成することができるのかを確認できます。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/publications-manuals/operational-bulletins-manuals/standard-requirements/language-requirements/test-equivalency-charts.html
ちなみに日本で2. CELPIPを受験することは現段階では私の知る限り、できません。

②職歴:国を問わず、NOC B以上の職歴が1年以上あること
NOCとは、National Occupational Classificationの略です。
職種ごとに割り振られた4桁のコードを差します。

以下のサイトで自分の職業を探し、どのレベルに自分の職が当てはまるのか確認します。
https://noc.esdc.gc.ca/Home/Welcome/3aa98f5b03ed4c109ba6a11ec03fdd5e
以下の入力箇所に自分の仕事を入力すると、候補が出てきます。
例えば、実際例にあるようにBanking…や、Salesなどですね

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例えば、BANKINGと入れて検索すると以下のように候補が出てきます。

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例えば、6235 - Financial sales representativesが近そうだと思ったら、このページを開いてみると以下のような内容となります。
https://noc.esdc.gc.ca/Structure/NocProfile/4ffeb6ec11fd4e6585c8da43dd184feb?objectid=hhYaFlrMlcJ%2Buk9IthBXfsvJaUFn6gxj4oW6f2yQB%2B3RIp%2BC5o1pguh9vZK7wRkCLQHBXJo5PELi6xNKknYtdvGgNpAlR6RyFWTgfc%2FIwjc%3D
中には、Example titles、Main duties、Employment requirements、Additional information、Exclusionsの項目があり、自分の仕事がこれに適応するかどうか、確認します。例えばMain duties等は、すべてが当てはまる必要はありませんが、あてはまるものが多いほど良いです。
自分の仕事がどれに当てはまるかわからない場合は以下のようなサイトもありましたので、ご参考まで。私は使用の経験はなく、ネット上で見つけただけなので使用に関連して責任は負えません。
http://orangellp.ca/jp/noc-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89/#:~:text=NOC%E3%81%A8%E3%81%AF(National%20Occupational,%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

この確認でB以上の職歴が過去10年に1年以上必要です。フルタイム:30時間/週 x 12か月 = 1 年 (1,560 時間)、又は同等のアルバイト(パートでの経験):15時間/週x24か月=1,560時間が必要です。
ちなみに例とすると次のような分け方になっています。B, C, Dは一例です。
0:管理職、A:専門的な仕事(シェフ、配管工等)、B:事務、C:介護士、D:ベッドメイキング

このFSWのスコアを67点以上取ると、次のExpress entryに進めます。

Express entry

FSWの要件をクリアすると、次にExpress entryを行います。FSWプログラムを使用した人(のみでなく(CEC, FST, PNPプログラムを使用している人も例外はありますが)は、このExpess entryを行います。
オンラインでプロファイルを作成します。コンサルタントの方によると20分ほどで作成できるとのこと。私はまだ行なっていないのでわかりませんが。。そしてこれも点数制となっており、1200満点、通常時は460-470点をとるとITAを受け取ることができます。かなり低い場合で415点、コロナ禍の2021年2月14日ごろのドローでは75点が最低でした。プロファイルを作成し、ドローを待つことをプールに入る、と言います。ドローは2週間に1度あたり行われるそうで、1度エントリーすると1年はプールにいられるとのことです。ドローとは点数が高い人から選んでいく作業のことを指します。
ちなみにプロファイル作成後にIELTSを受けなおして点数が上がった場合などはプロファイルは修正可能とのことです。

終わりに

私はコンサルタントの方とお話して初めて制度を理解することができました。ネットで探したつもりで、探しきれていない、または見てもよくわかっていなかったです。ですが、お話を聞いた後に、調べてみるといろいろと出てきました。。。
以下のサイトがわかりやすかったです。
https://canada-school.com/canada-express-entry/#:~:text=ITA%EF%BC%88%E6%8B%9B%E5%BE%85%E7%8A%B6%EF%BC%89%E5%8F%97%E3%81%91%E5%8F%96%E3%82%8A,-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90&text=ITA%20%E3%81%8C%E5%B1%8A%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%AE,%E3%81%BE%E3%81%99%E3%82%88%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

移民を目指している方、一緒にがんばりましょう!


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