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予想だにしていなかった2022年NFLシーズンの展開

今年のNFLはどうも例年と違う。Tom Brady、Aaron RogersらベテランQBが率いるチームの勝率がすこぶる悪い。DENはRussell Wilsonをせっかく獲得したのに、プレーオフ争いに絡めていない。

反面、ここ数年成績の悪いチームばかりであったNFC東地区は全チーム勝ち越している。特にNYGとWASの躍進には驚きだ。第14週終了時点ではNFC東地区の全チームがワイルドカード上位3チームを占めているので、まさかとは思うが、1つの地区でワイルドカード独占なんて結果も見られるかもしれない。

個人的にはSEAの躍進は嬉しい誤算だ。オフシーズンに長年エースQBを勤めていたRussell Wilson、そしてディフェンスの要であるBobby Wagnerを放出した。特にQBは控えのベテランGeno Smithをエースに昇格させるということもあり、今年は正直全く期待していなかった。

しかし、ふたを開けてみるとどうだろう。Geno Smithはリーグ3位のレーティング106.3を記録している。2013年のドラフト全体1位指名された選手が10年目にして期待された活躍を見せているのだ。ディフェンスはそこまでいい成績ではないが、CBの成績がかなり良い。今年のルーキーTariq Woolen(ドラフト5巡指名)が全盛期のDarrell Revisのようなパスディフェンスを見せている。ぜひ早く中継でプレーを見てみたい。

これからはどうしてもプレーオフ進出争いが中心になる。12月に強いチームは1月のプレーオフでも期待できる。シーズン当初の予想はすでに大きく覆されている。予想外の多い非常におもしろい2022年のレギュラーシーズンも4試合を残すのみとなった。目が離せない。

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