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3年ぶりの推しのツアーへ行ってきた

 普段ここではモータースポーツのレースの感想を書いているのだけど先週と今週はお休み。 なぜなら2週続けて遠征してきたから。(茨城公演初日と埼玉公演初日) 熱狂さめやらないのでCDを聞きながら今回はその話を書きます。(セトリネタバレあります)

 自分自身は声優・歌手の水樹奈々さんのファンで、初めてのライブ参戦は2013年のLive Circus。そこからツアーは毎年1公演か2公演行ってるし座長公演とFCイベントと単発のライブも行くくらいには好きです。 今年の年始の埼玉は行けなかったので、ライブ参戦は2019年のLive Express千葉以来。
 だから今回のツアー参戦も楽しみにしていましたが一つ不安な点がありました。 それは
 「声を出さずに奈々さんのライブ楽しめるの?」ということ。

 ファンの方ならご存じでしょうが、普段は奈々さんのライブ、結構叫びます。 例えばこんな感じ。(ちなみに自分の推し曲の一つ)

 この曲の場合前奏がそう。コールアンドレスポンスやる曲も多いし。ライブ終わりは毎回喉が痛くなってました笑
 いまはもちろんこんなことできないので、ちょっとだけ不安でした。そんな思いを抱えながらExpress千葉のTシャツを着て特急で日立駅に向かったのでした。(同じ列車にも仲間がいた)

 茨城公演を見て、その不安は見事に吹っ飛びました
やっぱりライブは楽しいし、むしろ声出してた時より疲れてるような(いい意味で)

 これは本人が公言してますが、47都道府県をライブで回るという野望があって、この茨城県が最後の県でした。声優初らしいけど声優じゃない普通のアーティストでもなかなかいない気がします。 地方公演の場合市民会館・県民会館のようなところでやる場合が多いですが、顔がよく見えるのでこれはこれで楽しいです。チケット取るのは大変だけど。
 茨城公演の会場は日立市の池の川さくらアリーナ。 建物の近くにはキッチンカーが並んでるし、中にはこんな装飾もあって、歓迎ムードがヒシヒシと伝わってきました。


 普段はスポーツの試合で使われる体育館。ちなみにMCで知りましたがここが音楽ライブで使われるのはこの公演が初らしいです。 
なんかいろいろとすごい。 
 今回のツアーの情報を何も仕入れないで行った自分。 2015年のアコースティックライブみたいにゆったりした感じかと想像してました。 
そんなことはなかった。 
 なんなら1曲目からすごく激しい曲だしバラードも少なかった。 茨城初日はLOOKING ON THE MOONくらいでは。ライブでは聞いたことないなーと思っていたけど最後に歌われたの約10年前だとか。
 いざライブ始まると声出せないとかそんなこと関係なく楽しかった。むしろバックバンド、チェリーボーイズの演奏を思い切り堪能できていいな!となりました笑 ツアーでは毎回彼らだけで演奏するコーナーがあるのですが自分は結構そこが好きなので。 
 ちなみにこの公演、LOOKING ON THE MOONより古い曲がを聞きました。
「南の花嫁さん」。 本人の持ち歌ではなく、高峰三枝子さんの曲。 
なんと昭和18年の曲。 ツアーの回替わり企画が「初めての○○」で、「初めて人前で歌った曲」がこれだから、という選曲でした。 
 今回のツアーのサブタイトルがHome。 野球でもホームベースが攻撃のスタート地点であり戻ってくるところでもありますが、この47都道府県制覇がゴールであり、またここからスタートする地点! 
 そういうわけでダブルアンコールはSTARTING NOW!でした。記念すべき公演を締めるのにふさわしい選曲だったと思います。曲名だけじゃなく歌詞も。 次回聞くときは"Starting now!"ってコールできるようになっているといいな。 

 翌日は腕が筋肉痛のまま水郡線に乗って美しい渓流を楽しんで帰宅。

 翌週は久しぶりのたまアリことさいたまスーパーアリーナへ。 



 土曜は涼しくて快適でした。セトリそのものは何曲か変わっているな、という程度だったんだけど、大きいアリーナで聞く楽しさもあるよねと実感しました。(そして推し曲も出た)
たまアリはこれまで何度も来ているけど今回初めてアリーナ席に座りました。 乗り物に乗った奈々さんが大変よく見えました。そして300レベルで荒ぶるゲスト武田真治さんの姿もよく見えた。

 声を出さない分、より演奏や歌を楽しめたなあという印象。音響もよかったしね。 たまアリでこうやってゆったり聞いたのはそれこそ2015年のアコースティックライブ以来かも。

 今回はこのツアーの前にアルバムが出ていたのでそこからの曲が多かったですね。MCによると結構こだわって作って、こだわりすぎた結果あやうく発売延期一歩手前まで行ったとか… アルバム聞いてるけど素敵な曲揃いです。"MY ENTERTAINMENT" という曲もあるけど彼女なりの決意とか伝わってきますし。
 自分ミュージカルも見るのでわかるんですけど、2020年あたりこれらの娯楽は「不要不急のものなのか」と議論になりましたね。 音楽界も演劇界も。それでも団体が立ち上がって、議論なり検証なりが進み「どうしたら安全に開催できるのか」というノウハウは積み上げられてきました。(そういう意味で特に合唱は今も結構世知辛いんですけど)
 QUEENの楽曲にもあるけど "Show must go on" 幕は上がらなければならないのだから。
 翌日は帝国劇場で魂抜かれたけどそれは別の話。(奈々さんとBeatutifulで共演してた人が座長だった)

締めのあいさつでおなじみの
「これからもー水樹奈々にー?」
『かかってこーい』
こう叫べる日がまた来ますように。



 




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