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デグーが元気がなく寝てばかり歩いてもふらふらのときに読んでほしい

生後2ヶ月で我が家の一員になったデグーのつく君。ところが・・・


我が家にきて5日目で容態が急変。寝てばかりで、足取りもふらふら。手に乗ってもすぐ寝てしまう。こりゃダメかと思うくらいの様子。結果的にはまる2日で復活することが出来たのだが、これはデグー飼育初心者は誰でも起こる可能性があるので、書いておきたいと思います。

いつものように起きてこない

デグーはとても人懐っこい、少しでも寂しいとピーッピッピッピー!と呼ぶ。でもこの日はしずか。見てみると寝ている様子。それを見て私は直感的にイヤな予感がしたので声をかけて起こしてみる。

すると、ふらふらした足取りでいつも登れるケージの網に手をかけても登れない。こりゃなんか変⁉︎まずはGoogleにて「デグー 寝てばかり」で検索してみた。すると糖尿病の予兆かもという記事が出てくる。

デグーは糖代謝が苦手

デグーは完全草食動物、一見ハムスターに近いようだが食生活は全然違う。でもここは事前知識を持っていたので甘いものはあげないようにしていた。

餌はこちらチモシーもモルモットフードをあげていた。

ここに1つ落とし穴があった。

糖代謝が苦手ということはそもそも体に糖を保有できないということだ。

飼育の気温問題

飼育温度は20℃から25℃が望ましいと良くネットに書いてあるし、購入するときにもそう説明を受けた。ここが2つ目の落とし穴。そもそも牧草を食べて生きるデグーはあまり体に脂肪もなくましてや子供デグーは体温調節が苦手。そんなことは今回調子が悪くなりGoogleで調べまくって知ったこと。今思えば飼育に慣れていない場合、2ヶ月のデグーを迎えるのは少し危険!あのデグーの聖地、カインズ多摩境のペットショップでも3ヶ月くらいからの販売をしていた。

カインズ町田多摩境店

ぐったりの原因

ぐったりしていた原因は、低体温症による低血糖(獣医にかかっていないので断言は出来ないが)

デグーは活動量が非常に多く草食なのてとても食いしん坊。チモシーを食べる量が減ったらなんらかの体調不良を疑ってもいい。

我が家のデグーつく君も、チモシーがまったく減らない状態で1日過ごした。

手の上で寝たら間違いない

少し慣れたデグーは、手の上に乗るようになっているはず。そんなデグーが手の上に乗った瞬間に寝たら低体温症で間違いないと思っていい。私はまだそんなことを知らず、手の上で寝ると呑気にツイートしているのだから知らないとは怖い。

対処法

対処法は、まずは人肌で温める。その後このようなヒーターを下に敷いた寝床を用意してその上に寝かす。

このヒーターは裏表があり38℃を使う。なぜならデグーの対応は39℃ほどあるからだ。

このとき、もしおやつや好物を食べるのならいいがこの時点で食欲ゼロならすぐに動物病院へ行った方がいい。我が家のつく君は、乾燥ブロッコリを食べた。

ふらふらでブロッコリを食べるつく君

しかし元気がない。ここで必要なのは低血糖へのアプローチなのだが、この時の私はまだそれを知らないので、この日はブロッコリばかりを食べさせて就寝。ただどうしても腑に落ちないので、一晩中Google検索をしたところ、低血糖への対応が必要なことを知る。要するに甘いものをあげること!病院に行けばブドウ糖を点滴することもあるらしい。

甘いものを食べさ飲ませて

幸い食欲があったので、とっさに人参を薄くスライスしたものを、砂糖水につけてレンジで温めたものを食べさせた。そしてその時の砂糖水も少し飲ませた。これを朝とお昼の2回、その後はヒーターの上でよく寝ていたのでそのままそっとしておいた。そして、夜になるとなんだかとても元気になってる。チモシーかじり、ケージの網を登り、目もパッチリ!手の上にのせても寝れない!

元気が戻ってきた!まだ本調子ではないけれど、ご飯も食べて部屋んぽもして元気!

という事で、低体温症から復活したデグーのつく君。

原因のおさらい

・生後2ヶ月くらいは体温調節が下手
・ケージ内にヒーターを設置していない
・我が家に来て間もないのに触りすぎ(ストレス)

この3つのポイントは、飼い始めでは極めて重要!そして、手の上で寝てしまうようなら低体温症を疑いフラフラなら甘いものを食べさせてできれば動物病院へ行く。

これはデグー初心者の私の体験をもとに書いたので医学的根拠はまったくないが、少しでもデグーも飼い主さんが幸せになれれば幸いです。

この本は、デグーの聖地を経営されている茂木 宏一さんが書かれたでさよ育て方バイブルですので参考になると思います。

元気になったつく君!

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