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プロであり続けるために


プロローグ

仕事の対価としてお金をもらえればプロなのか?

結論、これはこれで解として成立していると思う。
重要なことは何が正しいかではなく、問いに対する数多くの解から「どの解を貫くのか」という決断である。


だからこのnoteを通して、これがプロであり続けるための正しい咀嚼であると読者の方に伝えたいわけではない。こういう考え方もあるが、あなたの考え方と照らし合わせたときにどう思いますか? 

というのが基本姿勢であることをご理解いただいた上で読んでいただけたら嬉しいです。


 第1章 知識から習慣、習慣から信念へ

プロであり続けるために、私が大切だと思うこと

こういう問いかけをしていくと、無限のように答えが出てくる。

・諦めないこと
・誠実であること
・努力し続けること
・学び続けること
・課題を明確にすること
・チームワーク

などなど、キリがない。
大切なのはブレインストーミングでアイデアを出し続けることではなく、自分が正しいと思う解を信念へと昇格させていくことである。

プロとして大切にしたいことを問いかけて出てくる答えは知識でしかなく、それが行動基準として習慣化されているかが重要である。習慣が長期間定着すると、それは信念となる。(厳密には時間という要素だけで習慣が信念へと昇格するわけではないが)


SNSでマウントをとるだけなら「何を知っているか(知識)」で十分だが、仕事に影響を与えるのは、「知っていること(知識)の中から、何を習慣化(行動に移せたのか)できたのか?」である。

非現実世界に入り浸って言葉遊びに走っても、「いいねの数」が増えるだけだ。それよりも現実世界で自分が納得できる答えを探し、「習慣の数」を増やすほうが有意義なのは言うまでもない。



第2章 信念へと昇格させたい

私が行動基準として大事にしているのは、下記の5つである。

1)被害者にならない
2)専門分野のインプットを怠らない、専門外は嗜む程度に
3)金に対して必要以上に執着しない
4)課題を明確化する前に、原理原則の掌握
5)権力・役職に依存しない


この5つを大切にしている中で、プロであり続けるために最も私が大事だと思っているのが一番上の「被害者にならない」という考え方だ。



第3章 被害者にならない

この考え方は「ドック・リバース: 人生のルール」というネットフリックスのコンテンツがキッカケである。自分もこういう生き方をしたいと心から感銘を受けた。もしネットフリックスに登録されている方であれば、是非みてほしい。

プレイブック.Netflix

https://www.netflix.com/jp/title/81025735


人は辛い状況にあると被害者になりたがる。時には「どうしようもないこと」が人生には多くあるが、被害者になった瞬間から道が閉ざされていく。この苦しい状況に共感してくれる人を探して心を安定させるよりも、道を切り開くことが私にとっては最優先である。これを思い出させてくれるのが、「被害者になるな」というフレーズだ。


小さな頃から貫いてきた価値観ではない。
過去を振り返れば、「代表がxxxだったから」「マーケットコンディションが変わってしまったから」「会社の規模が小さいから」などと、どうしようもないことに対して過剰に被害者意識を持ちすぎてしまっていたと反省することの方が多い。

被害者意識は「その状況の中で、どうやって道を切り開くのか?」という思考を停止させてしまう。どうしようもない憤りと怒りに心が支配され、できない理由を論理的に語って、いろんな人に共感してもらうことがいつの間にか目的へとすり替わっていく。

「プロフェッショナルとはどんな状況でも、道を切り開くために最善を尽くすこと」だとドックリバースから学べたことは、私のキャリアに大きな影響を与えてくれた。プロであり続けるために私はこのフレーズをこれからも大事にしていきたい。



おまけ 言葉って面白い

「被害者にならない」と同じようなフレーズで、「他責にするな、自責で考えろ」というフレーズがあるが、私はこのフレーズが大嫌いだ(笑)微妙なニュアンスの違いだろうが、どうしても納得ができない。



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