『アナリストの矜持 天職の実感』
私事、10年ほどの銀行勤務を経て、ビジネスの大学院で2年勉強してから、株式の運用の世界に入った。最初の肩書は「アナリスト」で、のちに「ファンド・マネージャー」として。
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自らの天職という話題からすぐに大きく脱線するが、昨年、動画配信で米国のCIAスパイのTVドラマシリーズの『HOMELAND』を一気観していて、はたと膝を打ってしまった場面があったという話から始めたい。
CIAの「アナリスト」、日本だと逆に日本語で「分析官」と訳したほうがしっくりくるが、女性の国際情勢や