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VALU 会社紹介・採用スライドを公開

こんにちは。株式会社VALU CFOの古磯です。
先日、VALUが実際に面談で利用している採用スライド・会社紹介資料を公開しました。

今回は、スライド作成の背景や制作過程のストーリーの共有を通じて、スライドに込めた想いをお伝えできればと思います。

ことのはじまり

 私自身、約1年前に面接を受けましたが、当時は採用スライドなるものはありませんでした。面接前の自分はというと、VALUというサービス自体は知っていましたが、いまいち掴み切れないな、という感覚を抱いていました。ひたすらweb上でインタビュー記事やTEDの動画を見て、VALUがどんな思想を持つ会社なのか、必死に理解しようと試み、面接当日を迎えたのを覚えています。きっと、採用候補者の方に限らず、一般的なユーザーの方も含めて、VALUに対してこのような印象を持たれている方は多いのではないでしょうか? 

私の場合、実際の面接の場を通じて代表の小川に直接疑問をぶつけながら、彼が語る原体験や創業のストーリー、VALUが目指している世界観を理解しながら魅かれていき、転職を決意しました。 

 当時から、彼の頭の中にある思想や世界観、また一緒にVALUサービスを考え議論していく中で滲み出てくる価値観・カルチャーのようなものを明文化し伝えていくことへの課題感を抱いていたかもしれません。もちろん私だけでなく、面接官を務めるメンバーからも、「そろそろ採用スライド作りません?」の声は多く挙がっていました。Vision/Mission/Values等のコーポレート・アイデンティティー(=CI)の刷新、VALUサービス及び新規事業のFundishのサービス説明、人事制度の基礎の策定を含め、スライドに辿り着くまでにはやるべき事は山積みです。入社時には10名前後の組織で対応すべき課題も多くなかなか思うように進められていませんでしたが、ジョインしてくれるメンバーや協力者も増え、2月頃からスタートしたものです。


なにを伝えるべきか?

採用スライドはオープン化が進んでいるので他社のスライドも参考に見ることができますが、各社組織の置かれている環境が違うので、当然課題感や、強みとなるポイントも変わってきます。したがって、参考にしつつも、VALUとして伝えるべきポイントを明確化しなければ、的外れなものになってしまいます。
 
 そこで、これまで実施してきたユーザーさんとの交流会や面接を通じて候補者の方々が抱いていた疑問点、ジョインしたメンバーがVALUのどんなところに魅入られて参画したのか、実際に働いてみてどんなとこが良かったのか、どんな人と今後一緒にVALUでやっていきたいか、代表小川がVALUとしてなにを大切にしているのか等を重点的に話してスライドのポイントをまとめていきました。大事にしたのは一方向的な視点でしか見ないのではなく、多面的視点で捉える事です。そのため、トップダウン的な方向でのみ行うのではなく、社内メンバーとのワークショップを通じた協議、社内メンバーだけでなく社外メンバーとのコミュニケーションを通じてまとめていきました。

今回のnoteでは主に以下の点をお話しようと思います。

・VALUはどこを目指しているのか
・どんなメンバーとカルチャーのチームなのか
・働く条件や環境はどうなっているのか

VALUはどこを目指しているのか?

 「VALU」という言葉を聞くときに、世間一般的に抱かれているであろうイメージとのギャップが大きい領域、もしくは、そもそもなにをしようとしているのか、その認知すら存在しない領域だろうと思います。この思想への共感は最も重視しており、今後メンバーと共に進んでいく上では根幹であり基礎となる非常に重要な部分です。そのため、時間を掛けて代表の小川及び全メンバーでのワークショップを通じて、ディスカッションを尽くし、Mission/Statementとして言語化し明文化しました。

Mission: 
SHIFT「評価の基準を変え、お金の流れを変え、フェアな世界をつくる。」

Statement:価値を取り戻せ。


CIという時には、Vision/Mission/Valuesが一般的かと思います。VALUの目指す社会や世界観はMission内の最後の一文、「フェアな世界をつくる。」にも現れていますが、「Vision」としての明確な定義・言語化はしておらず、Statementを通じて表現しています。

Missionが最上位の言葉として来る理由は、株式会社VALUは世の中の課題を解決し続ける企業でありたいと考え、100年間くらい費やしても解決することができない課題に挑戦する企業でありたいと考えているからです。

また、Visionを定めていない理由は、課題を解決する方法は多種多様な方法が存在しますし、昨今の流れの移り変わりの早い時代の中で明文化することは、VALUで働くメンバーの創造性・独創性を失い、Visionにこだわった解決方法に依存してしまう可能性があると考えたからです。そのため、Statementという言葉を用いて、「株式会社VALUが課題を解決するために日々努力してくれている従業員・お手伝いしてくれている関係者・さらには日々利用してくれているユーザーさんたち」に対して、「今現在、株式会社VALUが大切にしたいこと」を伝えようと思い制定しました。

つまり、株式会社VALUは、「Mission」ドリブンな会社として永続的に課題解決企業であることを目指し、今、この瞬間大切にしていることを「Statement」を利用して述べています。

どんなメンバーとカルチャーのチームなのか?

代表の小川はもちろん、メンバーのリーダー陣、パートナーである投資家を含めて、VALUを支えるメンバーとして紹介しています。また、カルチャーの基礎となる行動指針Valuesは特に重要になるため、各項目についてサブセンテンスをつけて説明しています。

 この行動指針Valuesが完成した時、「っぽいなぁ〜」と、正直に感じました。そう思えるのって良いですよね。きっと、代表の小川やVALUメンバーとの関わりがある方は、そう感じてもらえるのではないでしょうか。この「っぽい」感が企業カルチャーの源泉だと思います。
 実際に少数精鋭メンバーで戦うベンチャー企業では、年齢はもちろん、これまで属してきた組織、業界、企業のステージが異なるメンバーが集まり、育ってきた企業カルチャー、個人としての価値観を含め多様なメンバーが集まるため、一つ組織として歯車が噛み合う形にフィットさせるのには困難が伴います。少数だから合わせ易いかというと、決してそんなことはありません! 実際、ヒトの価値観というのは(それが企業カルチャーを通じて企業人としての価値観に繋がっている部分と、個人として持っている価値観との結合だと思いますが)、そう簡単に変わるものではないというのも、痛感しています。そこで、行動指針Valuesは、多様な個性を持つ個人と組織のベクトルを揃えるための統一の価値基準として機能することを期待しています。大事なのは、あくまで押し付けるものであってはいけないということじゃないかと思います。VALUが組織として目指すべき姿を共有しながら、VALUを構成するメンバーそれぞれが持つSpecialityの領域で熱意を持って自由に突き進んでいくための、最低限守るべきルールみたいなもんだと思います。きっと、この行動指針Valuesは固定され続けるものではなく、将来的にはVALUが変容していくにつれて、変わり続けていくものかもしれませんが、今のVALUとして大事にしたい事が込めらています。

働く条件や環境はどうなっているのか?

 メンバーがワクワク働き続けられる組織を目指して制度をデザインしています。考えてみれば、家族と過ごす時間よりも長い時間を過ごすんだし、そんな場が息が詰まるようなものであってはダメで、イキイキ、やりがいある場であるべきというのは当然です。そのため、制度はコーポレードや経営陣だけが作り出すものではなく、メンバーそれぞれが提案しながらボトムアップで策定しています。働く環境や福利厚生の制度に関しても同じように決められます。当然、なんでもOKというものではなく、組織全体の目標と、現在のメンバーの状況を踏まえて議論して決定していきます。また、報酬を含めた経済条件に関しては、人事評価制度の詳細を現在詰めているところですが、基本思想としてその人の市場評価をベースにフェアな報酬となるように努めています。そのため、メンバーが持つSpeciality、発揮するPerformance、組織Missionの達成に向けて制定された行動指針Valuesの体現度、これらをベースとして人事評価が実施されています。より詳細な人事評価制度については、現在策定中のため、後日、アップデートを開示できればと思っています。

最後に

 振り返ると採用スライドの作成を通じて多くのメンバーが関わり、メンバー自身が改めてVALUを振り返り、見つめ直す機会になったため、メンバーの中での理解度や浸透度が高まったことが、副次的な効果として良かったと思います!出来るだけオープンで分かりやすくを意識して作成していますが、もっと踏み込んだ話は、応募の際に気軽に聞いてみてください! 代表を含め、フラットに答えてくれると思います。
 VALUが目指すこれからを共に突き進んでいくメンバーを引き続き募集していますので、お待ちしております!


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