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Paroxysm-Scrimshire[2023]

好み度:★★★☆☆

彼の名前はスクリムシャー。ロンドン出身のマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、DJで、10年以上にわたってジャズとエレクトロニクスのシーンで比喩的な波を起こし続けてきた。彼の最新アルバム『Paroxysm』は、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、エレクトロニカを融合させ、不安、怒り、希望をテーマとした、彼の多才ぶりを示す素晴らしい作品です。Emma-Jean Thackray、And Is Phi、Bessiなどがゲスト参加し、Scrimshireのビジョンは、クラシックジャズの影響と同様に、エレクトロニカによってドゥーミーで緩和されており、魅力的な中間を提供しています。

https://wrszw.net/albums/scrimshire-paroxysm/

マルチインストゥルメンタリスト兼プロデューサー、DJのAdam Scrimshire (アダム・スクリムシャー)のソロプロデューサー名義、 Scrimshire (スクリムシャー)。

ロンドンのクロスオーバー系重要インディペンデントレーベルであるWah Wah 45sの共同所有者であり、Dave Koorとのジャズ・エレクトロニックデュオ、Modified Manでも活躍。

ジャズ、ソウル、ファンクを基調としながらも現代エレクトロニックやポップスを取り入れた、趣がありアートフォームな独自のフィーリングを感じさせるサウンドを基調に、DJとしての一面では、リエディットものを数多くのブート盤を出していたり、当サイトでもご紹介したコンピレーションアルバム『Global Sounds』をはじめ、ロンドンを中心に様々なアーティストとのコラボレーション作品も数多く輩出ています。

2021年リリースのアルバム『Nothing Fells Like Everything』ではCleveland Watkins、Nat Birchall、Jessica Lauren、Ursula Ruckerなど、ツボをついた大人なゲスト陣と奏でるスピリチュアルソウル・クロスオーバーな作品です。

https://sakuratapsmusic.info/scrimshire/

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