【栃木県知事杯決勝review】FC CASA FORTUNA OYAMA vs. 作大FC
2022.5.29(Sun)
栃木県知事杯第55回栃木県社会人サッカー大会決勝
@県グリーンスタジアム
11:00KO
CASAは4-5-1の布陣。
準決勝から1人を入れ替え、
GK谷田部、DF左から石井、金田、加藤、藤原。
ボランチ左に近藤、右に福田。
2列目左に郷田、右に金山、トップ下に山井。
CFは平井。
昨季からボランチ2枚が変わったが、本職に戻った近藤が果敢に攻撃参加、プレースキッカーも務めるバランサーの福田が守備に重きを置く形を築く。
守備陣は守護神・谷田部を中心に、CBで加藤とタッグを組む大卒ルーキーの金田もそつなくプレー。両SBも落ち着きがあり、隙あらばシュートも放つ。
攻撃陣は長身の平井のポストプレーを基軸に2列目の3選手が絡んでいく。
CASAは前半立ち上がりに守勢に回るも程なく攻勢に。セットプレーの機会を増やしていくが、これを生かせないまま互いにスコアレスで折り返す。
ハーフタイムに金山に代わり、大谷を投入。
後半立ち上がりもセットプレーを獲得しながら攻める。試合が動いたのは11分だった。右サイドをドリブルで切り込んだ山井のパスを中央で受けた近藤がネットを揺らして先制。25分には相手のボールをカットした山井がコントロールののち利き足の左足を振り抜いて追加点。さらに36分、福田が送った浮き球を中央で受けた郷田がドリブルシュートを突き刺して試合を決定づけた。
27分に2枚替えで平井に代わり大柿、加藤に代わり高櫻、40分に郷田に代わり伊藤、44分に藤原に代わり森田と同ポジションで交代しながら総力を落とさずに無失点でクローズした。
終わってみれば、3-0の快勝で知事杯優勝。6月に開幕する第58回全国社会人サッカー選手権大会関東予選出場を決めた。CASAの初戦は12日、関東2部のtonan前橋と対戦する。
試合では複数の選手が足を攣った。
得点者が自分のゴール後にひとしきり喜んだ後、仲間に足を伸ばしてもらう姿を2回も見たのは初めてだった。
微笑ましい光景だった。
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