漫画よもやま話。人はどこまで薄給になると、色々考えるようになり、人はどの位の原稿料を提示されると凪の眼になるのか(笑)

一話目。

人はどこまで薄給になると、色々考えるようになり、人はどの位の原稿料を提示されると凪の眼になるのか(笑)


あ!!もちろん、一番は読者さんが喜んでくれる物を描く、というのが大前提です。そこにたどり着く最中に、原稿料の話がある、という事ですね。企画や依頼、cm物等、内容によってはクライアントの要求に答える為に描くわけですが、全力で描いているのです。という事だけご理解いただければ……。

さてさて、今様々なコンテンツで漫画講座、絵の描き方講座。オンラインでもオフラインでも、漫画家になるには。パースはこうやってとる。コマ割りは脚本とは、と、才能あふれる絵師様や編集さん、漫画家さん達が作業風景を公開するなど、勉強する所が山ほどあるわけですが。

僕はそういう事を教える才能は無いのですが、何かしたいなあ。とふと考えた時。案件ごとに変わる金額の話は割と面白いのではないかと。漫画家と行っても、漫画連載の仕事もあれば、イラストの仕事が入ったり、デザインや広告漫画等様々。描きたい物を信念をもって描く、というのとお金を稼ぐ「手段」として絵を描くというのは、ベクトルが同じ場合もあれば、そうではない場合もありますもんね。

僕はそういうお金にまつわる話や、漫画の作画とは別ベクトルの話、デビューまでに必要なスキルややる事、その後、編集さんと出会いとかそのお付き合いの方法など、
(今はある意味、あまりデビュー自体は意味をなさない事も多いですが…)の話をしようかと。

漫画で食べていきたい、好きな漫画を描きたい情熱から持ち込み、ネームを出すようになり、直して会議にかかり、賞を取り、ある日連載が始まる。原稿料は、昔からよく耳にする有名な相場感だと、1ページ新人8000円、とか10000円とかでしょうか?10000円出れば十分ではないかと、個人的には思っています。最近は下がる傾向もあるでしょうか?

が!!!

今はあらゆる媒体で漫画を描く機会があり、その常識は崩れつつあるかも。
簡単に言えば、なんか知らんけどある時から。

いや、僕も全然詳しくないので、実体験しか話せませんが、
実体験なら、お話しできる。

まず…
「好きな漫画を描けるのに、金額とか気にするの?」という話ですが……気にしますよね、気にしますとも。少なくとも、最低これ位は…というのが、各作家さんごとにあるはず。


まずは、原稿料の相談って、いつするの、という話から……


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自分の原稿料がいくらなのかを知る時。まずはいくつかのパターンがありますが…おおよそ

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