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ゴジラ×コング  予告のゴジラとコングが並走してるシーンは不安しかなかった。しかし蓋を開けてみれば「オレの頭に今脳は入っているのか」と疑うほど脳がとろける傑作(ネタバレあり)

さてゴジラ×コング
これはVSシリーズやファイナルウォーズの系譜でしょうか。
まず結果から行って傑作ですね(笑)
何も考えなくていいのですこの映画は、、むしろ考えたダメくらいある。
考えるな、感じろ。

(ほかにもアーガイルとかオッペンハイマーとか色々観てるんですが、
すいませんなかなか文字にする時間がなく…)

あらすじ(ネタバレアリ)

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前作から3年後
ゴジラは地上を支配し他のタイタンを抑え込み、
コングは地下世界で仲間を探している…するとなんと他のサル軍団とバトルになり、さらに茶色の個体子ザル(スーコ)を発見、超狂暴な子ザルを
振り回し投げ飛ばすコング。全部倒し子ザルに道案内させるととうとう、
サル村を発見、しかしそこは大猿スカーキングの支配する
奴隷国家だった……。

一方研究機関モナークが奇妙な波形を感知した時
前作からの続投、イーウィス族の生き残りジアは謎の波形を受け取り
物語は動きはじめる。
それは地下からの何らかの救難信号ではという事で、
現在ジアと生活を共にするアンドリュース博士、
とジア、医師のトラッパー、前作のギーグ、バーニーらは地下世界へ…

さて地下世界のスカーキングは
謎のクリスタルを掲げると頭が痛くなる
変な巨大怪獣シーモ
を使役し、シーモの冷凍ビームでコングを圧倒、
コングの腕は凍結。

コングは途中で仲間になった子ザルスーコ
(と言っても初代ゴジラ位の身長はある)
と敗走、腕に大きなけがを負ってしまうが、モナークの獣医トラッパーによりメカギミックのギプスを装着し逆にパワーアップ。

さらに地下世界にはジアと同じ、イーウィス族の生き残りが生活しており、
重力をあやつりモスラを守護神としてあがめていた。

コングは地下世界の住人や地上の前作から引き続き登場する
キャラクターに助力を求めつつ、ゴジラを仲間にしようとした所、
ゴジラは全く意思疎通がとれず、プロレスに発展。
そこへモスラが現れてよしよししたらなんとなく行動を共にし
スカーキング、シーモらと戦いの幕が開ける…

という、地上の混乱や大量に死んでいく人間などどこ吹く風
というか、地上は被害を見せるだけでもうほとんど人類は無視。
それでも全く問題なく話が進む超絶怪獣視点作品。
コングが表情豊かで人間と意思疎通が手話などで出来るのとは対照的に
ゴジラは
コング「まあまあ、俺の話を聞…」
ゴジラ「ギャァァァァァス!」
コング「いやだから話を聞い…」
ゴジラ「アンギャアアアアア!」
とまるで人(怪獣)の話を聞かない。

とまあ、モンスターヴァースのほかにもきっちりジアの種族や
アンドリュース博士とジアの家族関係など、人間ドラマもきっちり
盛り込まれている
んですが、
やはりスカーキングの謎クリスタルを掲げると怪獣シーモが頭が痛くなる
所や、微妙にスカーキングに威厳を感じきれない所、
要所で大活躍する子ザルスーコの圧が凄すぎて
いまいちドラマの方に集中できず、怪獣ばかりを観てしまう。

最後のバトルは派手だが、シーモのサイズ感をいまいち発揮できなかったり、やはりスカーキングのキング感不足などでちょっと消化不良だが
十分面白かったです。

バトルに関しいては前作のメカゴジラパートの方が危機感があって
良かったかも。

で、ゴジラ達は無事スカーキングを倒し、
ゴジラはコロッセオでお昼寝、コングは恐らく、地下のサルたちと
新たな生活を築くのかなと。

結局最後に頭に浮かぶのは子ザルスーコの顔面圧。

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僕はゴジラスキーなので、全部のゴジラを観ていますが、
観に行ってびっくりした作品はいくつかあるんですが
(ファイナルウォーズとかシンゴジラとか)
今回のゴジラ×コングはゴジラマイナスワンの次に観たからか、
差が凄すぎて真逆の面白さがありました。
怪獣プロレスの真骨頂というか、ほら面白いだろコレ!
と全力で来たのが好印象でしょうかw

最近のだとそうですね…2014年位から行くと
GODZILLA、シン・ゴジラ、髑髏島の巨神、キングオブモンスターズ、
ゴジラvsコング、ゴジラマイナスワン、ゴジラ×コング辺りでしょうか

この中でぶっちぎりで頭が悪いのが今回のゴジラ×コングでしょう。
圧倒的な振り切りが痛快で最高でした。

あ、でも直近だとゴジラマイナスワンの方が好きです。


グッズコーナーにあったこの、光るフィギュアがまた良い



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