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旅するように生きよう

羊飼いは、世界中を旅する夢があった。
しかし、大好きな羊がいる事が、自分を夢から遠ざける事に気が付かずにいた。
そんな彼に、王様だったと名乗るお爺さんが、
現れて、羊を手放さないか?と話し始める。

僕が大好きな、作家
パウロコエーリョの代表作「アルケミスト」の始まり。
偶然手にしたその物語に、誘われたかのように、
スペインバルを始め、沢山の出会いがあり、それを手放した後に、日本の巡礼地、熊野に暮らす事になった。
流れる川のように生きよ。
彼の言葉に、惹かれ、この世界に現れる
前兆 シルシを見つけていく旅が、
その本を手にした瞬間から始まったみたいでした。

移住して、3年が経とうとしている、
今。
偶然とは言い難い、沢山の出会いが、さらに思考を手放し、宇宙の力に触れる体験を引き寄せ、自分の望みが、さらに拡大していくのを感じています。

特定の場所を持たない。
お互いの願望が引き寄せあう、場所で、共同に創造して、表現する。
そんな事をして、毎日を輝かせながら、暮らしている。こんな行き方にたどり着く事になるとは、

偶然、訪れた南知多のゲストハウスやどかりさんに伺った時。
スッと胸に降りてきたイメージ。

はじめて訪れたのに、
何故か懐かしく感じたのは、
来る事が決まっていたんだな。
帰る場所は
今までいたところじゃなくて、
これから向かう場所でもいい。

そんな生き方の種を植える
いつかだれかの故郷になる木の。


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