見出し画像

皆既月食 スーパームーン

本日20時13分射手座で満月を迎えます。

日本では約3年ぶりとなる最大クラスの「皆既月食」となり、さらに今年最大の満月である「スーパームーン」も同時に起こることからとてもパワフルで神秘的な日となります。

今回の満月はネイティブ・アメリカンによって「フラワームーン」と名づけられた満月であり、
この強く輝く満月が丸ごと「食べられる」のが、今回の皆既月蝕です。
 
占星術的な「蝕」の解釈はさまざまですが、多くはそこに「急激な」という意味を見出しています。
なにしろ太陽や月が瞬間的に「食べられる」のです。なにか不思議な力が一気に噴出する暗示を見出すのも無理はありません。

急激な変化。急激な進行。急激な運命の露呈。いろいろな表現の仕方がありますが、じっくりと動いている運命が急激に反転するような激しさが、運命論的に見たときの「蝕」の特徴であるといえます。
 
そして、本日の皆既月蝕を合図として、世界は月蝕と日蝕が繰り返される「蝕の季節」に突入します。
 
本日の皆既月蝕、そして6月10日の金環日蝕、さらに6月25日の満月と続く一ヶ月間を「蝕の季節」と呼びます。

これらはふだんであれば満月と新月という約一ヶ月に一度ずつ訪れる現象なのですが、それぞれが「蝕」を伴うことにより、現在進んでいる運命が「食べられる」と解釈できます。
いま進んでいる運命がぐるりと「反転」する可能性が出てくる期間。これが「蝕の季節」です。
 
「蝕の季節」が導く運命とは、現在進んでいる運命とは違う場所で進んでいるもうひとつの運命です。あなたの人生に急に別の運命が入り込んでくる、あるいはいま生きている現実が急に反転する。「蝕」とはそのような現象を起こす可能性がある時です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?