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#114 夜行バスでマドリード!久々の西欧🇪🇸

9/12 夜行バス移動(アルヘシラス→マドリード)
9/13 一日マドリード観光

ジブラルタルからホテルに戻り、預けていたバックパックを受け取ってバス停に向かう。マドリード行きのバスが出るまであと45分。車内で食べる用に売店でポテチを1€(157円)で購入し戻ると、ブリトー🌯とポテトを食べている日本人と思しきカップルがいた。目が合うと頭を垂れてきたのでこの方達は絶対に日本人である。遠い異国の地で偶然にも同郷の人に出会うとすごく安心するのだ。
「チケットとか受付で受け取りましたか?スマホのチケット見せるだけで大丈夫ですよね?」
「スマホだけで大丈夫だと思いますよ!おお、これらのバックパックを見るに世界一周中ですね?」
話がどんどん弾んでいく。男性が34歳、女性が30歳。関西圏出身のようだ。彼らは現在2ヶ月目で、タイから入りギリシャ、エジプト、モロッコと自分とほぼ同じルートで旅をしてきたらしい。旅歴は少ないということだったが、それでも世界一周に出ようと決意し実行に移した時点で素晴らしいと思った。バスの途中休憩で待ち時間が一時間ほどあったので、席をご一緒させてもらった。

サンベルナルド駅
長距離バスステーションも兼ねている
マドリード行き
清潔

マドリードに着いたのは朝の6時だった。お二人とインスタを交換した。フェズで出会った大学生の旅人が共通の友達として出て来た。旅人は旅人を繋ぐ。
ここからメトロで各々のホステルに向かうが、切符の買い方が分からない。券売機の機械をいじってみるが、ゾーン毎に料金が変わってくるらしく、自分たちの最寄り駅を把握しなければならない。とりあえず、今日の宿はグラン・ヴィア駅にあり、一番内側のゾーンということが分かり、券売機でカード発行代金と運賃合わせて4.3€だった。
次は乗り継ぎである。3人でどう行くべきか思案していると、メトロのおばちゃんが「大丈夫かい?」と心配して話しかけて来てくれた。
「Quiero ir a Gran Via estacion!(グラン・ヴィア駅に行きたいです!)」
というと、「この路線に乗ってオポルト駅で乗り換えだよ!」と教えてくれ、路線図までくれた。ありがたい。
グランヴィア駅に到着し、電車の中でお二人と別れた。

外に出て驚いたのは朝7時も当に過ぎているというのに、まだまだ暗かったということである。それほど北緯に来たということだ。それにも関わらず寒くないのは、地中海性気候の偏西風の為だということを中学の社会の授業で習った気がするが、全く地球の神秘と言える。
スペインといえど、初めての国で勝手が分からないので周囲に気をつけてホステルに向かった。ホステルは14時からチェックインができるとのことで、それまで共用スペースで仮眠させてもらった。数年前までは徹夜でも活動できたものだが、このところそれも億劫になってきた。体力面で歳は取りたくないと思った。28歳を超えてからは以下に老化を遅くさせるかを考えなければなるまい。

朝7時半☀️
素晴らしいホステル

ホテルはこの旅で1、2を争うほど清潔だった。その後、バックパックを置いて市内に繰り出す。明日からコロンビアに行くので、マドリードを見て回るには今日しかない。15時半に街に繰り出した。
マドリードはザ・都会という感じで、そして洗練されている雰囲気である。中世と現代が程よく調和していて、歴史を感じさせる建物が並んでいる。まず向かったのはマヨール広場で、周囲が建物で囲まれている。そこから少し西に向かうと生ハム博物館なる店があり、生ハムが天井に吊るされていて、ショーケース内にも輝くほどのハムが並べられている。ハムによって値段が大きく異なるのが面白い。キロ10€から100€を超えるものまで様々だ。スペイン人は味の違いが分かるのだろうか。

著作権😅
生ハム博物館
🤤
マヨール広場

そして有名なサンミゲル市場が出てくる。観光客向けの値段でほんの少し値が張る感じを受けるが、それぞれの店から好きなものを注文出来る。生ハムだけでなく、牡蠣やオリーブ、パンなど多様だ。🦪🫒🍞

サンミゲル市場
生ハム〜
オリーブも🫒

さらに西に歩を進め、王宮までやって来た。王宮前に広場では着ぐるみを着たマスコットキャラが観光客を盛り上げている。王宮の西側は公園になっているらしく、緑が多い。階段で小休憩した後、進路を北に変え、スペイン広場まで歩いた。ニューヨークプラザホテルを思わせるホテルが存在感を発揮している。

王宮
王宮前の教会
西側の眺め
スペイン広場

ところで、スペインには現在日本ブームが来ているらしく、日本の食品やアニメ漫画、ファッションなどの店が多く見受けられた。やはり、日本文化は世界に誇れるものがある。
マドリードは思ったよりコンパクトにまとまっていて、今回観光途中で一回もメトロを使わなかった。外食は高く付くので、お馴染みのパンとチーズ、オレンジジュースを買ってホステルに戻った。

日本のお菓子
都会だね
マドリードUNIQLO
レアル・マドリードショップ

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