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#170 リオデジャネイロまで夜行バスで12時間!セントロ地区散策🇧🇷
1/6 クリチバからリオデジャネイロバス値段高すぎ🚌/Sushi bar
1/7 リオデジャネイロセントロ地区を歩く/ラパ水道橋/リオデジャネイロ大聖堂/セラロン階段
パラグアイの通貨「グアラニ」が2000円分ほど余っているので、レアルに交換しようと思い、クリチバ中央のモールに入っている両替所に行ってみたが、「グアラニは取り扱っていない」と言われてしまった。やはりパラグアイの国境で替えておくべきだったと反省する。これからの旅人でパラグアイに行く人に出会ったらあげようと思う。
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その後、クリチバのバスターミナルまで赴き、リオデジャネイロ行きのバスチケットを探す。「PENHA」というバス会社がリオ直通のバスチケットを売っているのでお願いすると、片道428Rs(12860円)もするという。飛行機並みの値段なので騙されているか何かの間違いかと思ったが、適正な値段だというのに。東京から大阪の夜行バスでも5000円以内だろう。ブラジルは移動費がかさむのが残念なところだ。仕方ない。ちょうど現金があったので、運賃を支払った。
(ちなみにリオに着いてからクリチバ行き運賃を尋ねたところ520Rsに上がっていた!一旦サンパウロで乗り換えると少し安くなるらしい。)
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バスの出発は18時半だ。それまで時間を潰す必要がある。クリチバ初日にしまっていたメルカドにやって来た。ここに入っている「藤井FUJII」という日本食レストランが人気が高いと園田ママから聞いていたので覗いてみたが、自分には敷居が高すぎると思い断念し、隣のSushi bar「TAKÊ」で昼食にすることにした。自分の名前と同じなのももちろん決断ポイントだ。ビュッフェ形式になっていて、最終重量で金額が確定するシステムだ。フォズドイグアスでのランチと同じ形式であるが、こちらの方が単価が高い。サーモン寿司やマグロの刺身、お肉類、セビーチェなど美味しそうなものをプレートに乗せていく。最終金額は60Rs(1809円)になってしまった。しかし、お寿司を食べて元気になったので良しとしよう。都合の良い解釈も人生には必要なのである。🍣
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このメルカドは65周年のようで、日本の食材やお土産店が多いのが面白い。日本の文化が日本の真裏で熱く展開されていることに誇りを感じた。
今日も日差しが強い。長時間の移動が控えているので汗をかくのは極力避けたい。ホステル近くのカフェで16Rs(481円)のアイスカフェラテを注文して、バスの時間まで休憩した。
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17時になり、ホステルに置かせてもらっていたバックパックを持ってバスターミナルへと向かう。ホームレスの集まる場所を通り過ぎ、無事に到着した。電光掲示板を見て自分の予約したバスを探したが、該当のバスが無くて疑問に思った。
どうやら南ターミナルはクリチバ要するパラナ州内の各都市に行くバスのみで、
北ターミナルがそれ以外の州に行くバスといった具合に別れているようだ。
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バス内で食べる用にホットドッグとコシナを買ってバスを待った。やって来た大型バスの座席は革の座席でなかなかの高級感があった。12000円を払っているのだからこの程度はね😁
リオデジャネイロに着いてからすぐ動けるように座席をセミフラットにして爆睡した。
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翌日7時半に起きたらすでにリオデジャネイロのバスターミナルに到着していた。クリチバからバスに乗ってからまだ12時間しか経っていないので驚いた。16時間くらいかかると聞いていた。
何はともあれ、ここからは周囲警戒を一段あげて行動しなければならない。バックパックを背負ったまま街に出るとすぐに身ぐるみ剥がされて狩られると言うので、苦渋の決断だがこの世界一周旅で始めてUberを呼んだ。バスターミナル内はWi-Fiが通っているため使用できた。
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なぜこれまでUberを使わなかったか。それはUberの便利さを知ってしまうと無駄に旅が簡単になってしまい、それ故の機会損失に繋がると思っているためだ。自力で目的地まで行く途中で起こる様々な出会いやハプニングを経験することが旅の醍醐味だと自分は考えている。なのでこれまで使用は避けてきたのだが、最恐都市として名高いこのリオデジャネイロでは安全を取ることを優先した次第だ。
値段を確認すると17Rs(509円)でホステルまで送り届けてくれるらしい。やって来たUberに乗車して、バスターミナルを離れた。
自分では初めて使ってみたが、やはりこれは便利すぎる。チップ込みで20Rs(599円)を運転手に渡した。
今回のホステルは観光名所・セラロン階段に近い「Por el mundo hostel」を予約した。荷物を置かせてもらい、早速旧市街の観光を始める。
まず、Uberに乗った時にも見えていたカリオカ水道橋に足を運んだ。白い水道橋で、上には電車が走っているそうだ。フランスのポンデュガール水道橋に似ているだろうか。周囲を見渡し、安全を確認してから素早くスマホで写真を撮った。
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水道橋の右手からリオデジャネイロ大聖堂に向かおうとしたが、柄の悪そうな若者たちが屯していたので、念のため左手に迂回した。途中のビルが立ち並ぶエリアでお祭りのような雰囲気でパリピたちが集まっていたので、近くに行ってみたが、何の集まりなのかは皆目見当が付かなかった。
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集まりから離れて大聖堂間近まで来たとき、自転車に乗っているガラの悪いヤバそうな細マッチョの青年が話しかけて来た。ポルトガル語で何か言っているが、「これはまずい」という警戒アラームが自分の中で鳴り出した。無視して歩き出すと、英語で「止まれ!」と言いながら自転車で行手を遮って来た。止まるわけないだろ。幸いにも彼が自転車に乗っていたことで追いかけてはこられなかった。
世界を旅行する日本人にアドバイスしておきたいこと。それは
「現地民があなたに話しかける必要はほとんどない」
ということだ。つまり、不必要な場面で話しかけてくる人は大体が次の3つに当てはまる。
①あなたにものを売り込みたい人
②あなたを騙そうとしている人
③異国人のあなたに単純に興味がある人
これらのどれに当てはまるかを認識するだけで、被害は大分減るだろう。この世界一周で人を見抜く目がかなり鍛えられたのは間違いない。
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リオデジャネイロ大聖堂は円錐形で変わった形をしていた。中は薄暗く、モザイクのステンドグラスが目を引く。ショックだったのは、長椅子に座っていたら鳥のフンがズボンに直撃したことであった。
最後の名所はセラロン階段だ。世界148ヵ国、2000枚のタイルが貼られた階段である。チリ人アーティストのホルヘ・セラロンという芸術家によって作られているらしい。かなりの観光客でごった返していた。登りきったところにはタイルでブラジル国旗があしらわれており、ここがメインの撮影スポットになっている。所々でリオデジャネイロの有名なカクテル「カイピリーニャ」も売っていた。
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明日はリオデジャネイロ一の観光名所「コルコバードの丘」に向かう予定だ。
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