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#54 イスタンブールを自分の庭とせん!🇹🇷

5/27〜28 チキンケバブサンド🥙サバサンド🐟

二日後のカッパドキア行きバスのチケットを入手するため、宿にバックパックを預け、トラムと電車を乗り継いでオトガル駅に向かう。本来ならスマホで完結するのだが、電話番号がないとパスワードを受信できないので自分には使えなかった。
そのためバス乗り場まで行かなければならなかったのだった。イスタンブールからカッパドキア(ギョレメ)までの運賃は550TL(3700円)。ネットより30TL安かった。英語が通じなかったので、日付と時間を書いて取ってもらった。

最大手

駅にチキンとじゃがいもを煮込んだスープとご飯を頼んだ。美味しかったが110TL(740円)の出費は痛いぜ。

旧市街まで戻り、有名なグランバザールへ行った。ここは本物と偽物が入り混じっていて、目利きでないと偽物を掴まされてしまうので注意が必要だ。もちろん、自分にはそんな能力はないので、見るだけにしておこう。ゴールドやシルバー、ビットコインまで売られているのだが、そんな世俗的なものよりも、伝統的なトルコランプの美しさといったら。もう素晴らしい。グランバザールの外れ、ヌールオスマニェモスクの角に、格安の35TL(236円)でチキンケバブを売る店を見つけたのは神の啓示だったと思う。ケバブ専用のあの機械で炙られた肉を、店のおっちゃんが薄くスライスして、旨味を染み込ませたパンにトマト、ピクルス、それからポテトと一緒に挟み込んで手渡してくれる。この値段でこの美味しさだ。イスタンブールにいる間に三回も通ってしまった。
あと、イスタンブール名物といえばサバサンドだ。新市街の方が、旧市街で食べるより美味しいと聞いていたので今日、新市街に宿を移すまで我慢しておいたのだ。

グランバザール
トルコランプほんとに綺麗✨
本場のケバブ🥙
これ!

バックパックを背負い、混んでいるトラムに乗って新市街までやってきた。東から登るには坂道がキツすぎたが、気合いで登り切った。運動不足にはちょうど良かったろう。
チェックインを終えて、さっそく新市街の大通りを南から北にぶらついてみる。パリを思わせる街並みに、ヨーロッパへ来たんだという思いを感じると同時に、タイやネパールで食べていた屋台飯が懐かしく思えた。
帽子をネパールで無くしてしまったので、セール品を50TL(340円)で手に入れた。
大通りから西へ小道に入ると、魚介類が売られているスーパーやレストランが並んでいる。メニューを見せてもらうと、サバサンドが他の店よりも安い50TL(340円)で載っていた。鯖の臭みは全くなく、レモンと紫蘇パウダー(だと思う)がアクセントになっていてとても美味しかった。サバサンド目当てで、結局この店にも三回通ってしまった。

新市街の街並み
サバサンド!

次の日は小雨が降っていた。午後になると少し天気が回復したので、多くのトルコ人に薦められたスレイマニエモスク🕌へ出かけた。スレイマン1世をはじめ、歴代のスルタンの棺がモスク横の墓に納められており、熱心なイスラム信者たちが参拝していた。歩いてすぐのグランバザールにも行ってみたが、今日はどこのお店もシャッターを下ろしていた。日曜だからかなと思ったが、今日はトルコ大統領選の日だったということを、後になって思い出した。
若者に不人気と聞いているエルドアン大統領。もう20年も大統領。そりゃ権力は簡単に手離さないよね。
韓国みたいな5年一度きりくらいの任期の方が権力腐敗も防げるのかな。逆に日本は総理大臣一年でころころ変わっちゃそれはそれで駄目だけどさ。一度だけでいいから、総理大臣やってみたい。

スレイマニエモスク
なかはこんな感じ
左手の建物がお墓
歴代スルタンたち

北側の川沿いを進むと、京都の鴨川を思わせるようにカップルや仲間うちで集まって楽しんでいた。夕食用のパンとりんごを買ってからホステルへ戻った。

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