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#147 ボリビア憲法上の首都「スクレ」!🇧🇴
11/24〜27 サンタクルスからバス移動🚌/スクレ、別名白い街
サンタクルスのホステルで出会った日本人のCさんが、18時半発のスクレ行きバスチケットを取ったということを知った。実は自分は次の目的地に悩んでいた。すなわち、スクレに行くべきか、ポトシに行くべきか、それが問題だった。彼がスクレにいくというので、自分もスクレに行くことにした。バスのチケットはまだ購入してはいなかったが、先日オキナワ移住地に行った際にターミナル内をのぞいた感じだと、スクレに行くにせよポトシにせよ、かなり多くのバス会社があったので当日予約でも余裕だろうと考えたからである。
夜行バスに乗る予定なので、夕方まで時間がある。Cさんが「南にちょっと行ったところに、本格的な味噌ラーメン屋がありましたよ!値段も海外にしては安いです!」
というので歩いて行ってみた。「Miso」と大きい店名が掲げられていた。店内はちょっと高めのレストラン様な配置でかなり清潔だ。入店すると、ボリビアのバイトの女の子2人が「いらっしゃいませ〜」と日本語で挨拶してくれた。店員さんにオーナーは日本人かと尋ねると、「そうだ」という。やはり。この綺麗さは日本人にしか保てないだろう。ちょうど12時で開店間もないらしく、客は自分だけだった。
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「一楽ラーメン」というオリジナルをおすすめされたので、それに餃子と炒飯のセットにしてもらった。70ボリ(1491円)。海外で食べる日本食ではかなり安い方だと思う。出てきてスープを一口啜ると完璧な豚骨スープだった。焼豚は少し甘みがある。麺は細麺ですぐ平らげてしまったので、替え玉を10ボリ(213円)で注文した。
炒飯も醤油でしっかりと味がついている。そこに餃子。日本にいた時以来の組み合わせに胃が喜んでいる。替え玉も平らげ、スープを飲み干し、みじん切りネギの一つも残さずに完食した。もっともっと外国に本格的日本食レストランが出来てほしいものだ。
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食後はカフェに入ってチルっていた。時間になったのでホステルに預けていた荷物を背負ってターミナルに向かう。ターミナル行きのバスを探すのに少々てこずってしまったが、優しいボリビア人たちに聞きながら乗ることができた。駅前で「シルパンチョ」という平たい肉の青空定食があったので10ボリ(213円)で腹ごしらえ。バス内で食べる用にエンパナーダ2つも買っておいた。そして、スクレ行き夜行バスチケットを60ボリ(1278円)で確保した。
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バスは30分遅れでやってきた。座席は3列でかなり広い。出発してすぐ睡魔に襲われたので、サンタクルスの町を出た辺りからの記憶があまりない。
スクレに着いたのは6時半だった。実質の首都はラパスが認知されているが、ボリビア憲法上ではこの街が首都に定められているらしい。スクレのバスターミナルでCさんと再開したので、一緒にセントロまで歩いて行った。標高が2800mくらいあるらしく。話して歩いていると確かに息切れする。
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今回のホステルは「Villa Oropeza Hostel」
キッチンや座椅子などが充実していてかなりおすすめの宿だ。オーナーは優しい人で、到着したばかりなのに「シャワー浴びていいよ」と言ってくれた。浴びなかったが。西洋人の宿泊客が多い印象だった。
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荷物をロッカーに預け入れ、早速スクレの旧市街を散策する。「白い街」の名の如く、白く塗られた建物が眩しい。ところどころ犬のフンが落ちているのが残念だが。
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セントラルのメルカド2階が食事処になっているので、ここで昼飯を食べた。エンパナーダ屋さんがたくさんあり、一つ5ボリ(106円)という破格の値段で買えるのが嬉しい。中身はジャガイモに鶏肉、豚肉が王道で、甘辛いソースがパイで包まれている。スクレにいる間に5つは食べただろう。
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ところで、街を走る車はほとんどが日本のメーカー車で、車体には日本語が書かれている車もたくさん見かける。おそらく日本の中古車がボリビアに運ばれ売り出されているのだろう。日本語が書かれた車が走っている光景は見ていてかなり面白い。あなたが昔売って手放した車もあったりして。
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サンタクルス同様、スクレでは特に何もすることもなく散歩をして過ごしていた。歩いていると、この町も物乞いの人がよく目につく。特に高齢者が多い印象だ。街角で小ぶりのりんごが18個10ボリ(213円)で売っていたおじちゃんから買い、一人では食べきれないので座り込んでいる物乞いのおじちゃんやおばちゃんに渡していった。かなり喜んでくれてよかった。
あと数日でボリビアを出国し、アルゼンチンに入る予定なので、ボリビアで作られている日本米をここで購入しておくことにした。アルゼンチンに入ればパン食に変わってしまうので、ここで買うのが最適だろう。
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このスクレには2泊した。次がボリビア最後の町「ビリャソン」に向かう。国境の町だ。
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