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【337日目】:脳はバカ、腸はかしこい

ご隠居からのメール:【脳はバカ、腸はかしこい】

養老孟司先生の『バカの壁』を読むと、つくづく「脳はバカだねぇ」と思う。その養老先生もさすがに「腸はかしこい」とまでは言っていないが、藤田紘一郎先生は『脳はバカ、腸はかしこい』という題名の本を書いている。腸のどんなところがかしこいのか、と藤田先生は言っているのだろうか。

五十歳以上になって、糖質を食べ過ぎると、身体の中に活性酸素が増える。その結果、糖尿病になりやすくなるだけでなく、多量に体内で発生した活性酸素が脳に作用すると、アルツハイマー病などの認知症を発症させるという。私も最近はパルスオキシメーター普及の影響で、やたらに酸素を摂取するようになったが、酸素だけでなく、腸内細菌や腸内フローラ(腸内細菌叢)にも注意が必要だ。心を整えるのは脳、自律神経を整えるのは腸。

脳が先か、腸が先か。もしかしたら、腸が先かもしれない。


返信:【Re_脳はバカ、腸はかしこい】

「バカの壁」は、脳が勝手に作り出す思い込みをいかに疑うか。ということなのだろうけど、じぶんで、じぶんの考えを否定して、コペルニクスのように転回するのは、非常に難しい。

だれか、第三者の人に教えてもらわないと、気づけない。それこそ、フランクルさんの人生の意味、「他人が人生の意味を考える手助けをすることが、じぶんの人生の意味」ということが、脳には必要だ。

一方、腸についてはよくわからないけど、じぶんは、大腸検査をしてポリープを摘出しているくらいかな。あぁ、ファスティングも腸にはいいようだね。たしかに、腸活という言葉もあるしね。


「続日野町史」を読み直したが、面白い。多方面から良く調べられた文章だったよ。長谷部絢光あやみつ氏の文面なども掲載されていたし、血筋の源平説や家系図の検証までされていた。ほかにもネット検索をして調べた多くの謎や事象が掲載されており、長谷部氏の研究は、ずいぶん昔から行われていたことが、わかったよ。

矢送庄の伯耆長氏のことも書いてあるし、能登長氏が作成した伯耆長氏の「家系図」に辻褄のあわない事柄についてまで言及していた。また、金持氏が、長谷部一族という説まであるらしい。ほんと、謎につつまれたファミリーヒストリーだな。そこから、父さんの「尼子の落人」に発展するから、なお面白い。

日本の歴史が、親子ケンカ、兄弟ケンカで築かれてきたということは、しらなかったよ。じぶんんは、姉妹にかこまれて育ち、じぶんの子供も男女に恵まれている。もし、未来の子孫に男兄弟で対立するようなことがあるときのために、言葉を残しておこう。

どんなに仲の良い兄弟でも、それを引き裂く権力者がいる。恐ろしい話だ。血は水よりも濃しだが、権力により分解される。


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