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息子へ紡ぐ物語_【より道‐全集】

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自らのファミリーヒストリーを辿りながら、日本の歴史を記してきた「より道」シリーズ。
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2021年9月の記事一覧

■【より道-14】松田伝蔵

神奈川の宮前区と千葉の浦安は、車で1時間ほどの距離だ。父と母も高齢だし、子供たちも、どん…

■【より道‐13】随筆_『新見太平記』(長谷部さかな)

以前、実家に帰ったとき、父が執筆した随筆『尼子の落人』と『新見太平記』のコピーをもらった…

■【より道‐12】長谷部元信

応仁の乱を経て、戦国期に突入したご先祖さま。現時点ではあるけれども、戦国期に活躍した長谷…

■【より道‐11】戦国期までの道のり

ファミリーヒストリーを紡ぐなかでは、長谷部家の命運をわける戦国期をなんとか生き延びた長谷…

■【より道‐10】長谷部信連

長谷部氏の始祖といわれる長谷部信連のことを調べてみると、色々な伝説や逸話を知ることができ…

■【より道-9】神郷町大字高瀬

岡山県新見市阿哲郡神郷町大字高瀬 父である82歳のご隠居が育った故郷。自分が幼い頃は、毎年…

■【より道-8】随筆_『尼子の落人』(長谷部さかな)

父からのもらった随筆は、このような内容だった、、 1)野菊の墓  野菊の墓にお参りした。五十年前、木下恵介監督の映画『野菊の如き君なりき』で笠智衆(りゅうちしゅう)の演じる老人が墓参りするシーンを思い出したからだが、そんな昔のことを思い出して徘徊するとは、いよいよ老化が進み、頭がボケはじめているといわれてもしかたがない。当時の笠智衆は老人といってもまだ、五十代だった。現在の私は七十代半ばだ。  野菊の墓があるのは、北総線矢切駅から徒歩十分の西蓮寺。私は、武蔵野線東松戸駅

■【より道-7】家系図

父とのメールのやり取りをはじめてから、ご先祖様のことに興味をもつようになった。理由は、仕…