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VOLLEY TOUR 2019/20【14】~ジェノバから出航

ミラノでの観戦を終えた翌日は
ジェノバへと向かいます。

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地下鉄で中心部からちょっと離れた
ランプニャノのバスターミナルから
貧乏旅の味方FlixBusで2時間の旅。
到着時刻、ジェノバは大荒れのお天気で
傘を差せないほどの横殴りの雨…。
ここはもう、ずぶぬれ覚悟を決め
ホテルへダッシュするしかありませんでした。

なんだか、今回の旅は
行く先々、ずっと雨…。
日ごろの行いの悪さか、
それとも、この先の幸運を蓄えているのか…
うん、きっと後者だな(笑)!
幸せ貯金、ここでがっつり貯めておいて、
年明けのベルリンに回すんだ!!
そう思うと、どんな苦痛も
笑顔で受け入れられる気がしました。

いいことばかり起こる旅なんてあり得ない。
だから、こういうところで貧乏くじ引いておいて
本当に必要な時に幸運が舞い込みますように…
そう願いながら雨にも負けず風にも負けず、
ランチを求めてホテルの裏手の食堂へと
再び走るのでした。

ジェノバといえば大きな港町。
ここは絶対、魚介が美味しいはず!
という安易な考えで注文したのがこちら…

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魚介いっぱいのパエリアです。
いやはや、このボリュームにまずびっくり!
これ、3人前はあるな…。
でもご飯の量というよりは具材の量、
半端ない!!
新鮮な張りのあるエビがゴロゴロ入っていて
エビ好きの私にはたまらない一品です。

味も期待を裏切らないおいしさで大満足。
いつもは食べきれない分は
そのまま残して帰るのですが
これはあまりにも美味しくて
お店のお兄さんに言って
持ち帰りパックに入れてもらいました。

そしてしっかり夕食で完食!!
冷めても美味しいパエリアでした。

翌朝…12月21日。
昨日とは打って変わってこの青空!!

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太陽が眩しい~!!

午前中、海岸沿いをぐるっと回って
ジェノバ観光。

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海賊船のような船「ネプチューン」が浮かんでいたり…

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美しい外装のサンジョルジョ銀行があったり…

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街の広場にはクリスマスマーケットも!
だけど私が見惚れたのは山と海が
共存する港のこの景色…

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どことなく地元長崎港の景色と似ており、
遠い故郷を思い出させる
ノスタルジックな風景として
私の心に沁みました…。

そんな港から…
ついに私の夢のひとつが叶います!
それは海外クルーズ旅!!

貧乏旅をずっとずっと続けていた私は
旅仲間から聞くリッチ旅に
感化されることも多く、
いつか豪華な旅を味わってみたいと
願い続けていました。
その象徴として思い描いた夢が
クルーズ船での旅。
日本からもクルーズ船は出ていますが、
実際、母に連れられて
飛鳥Ⅱでの瀬戸内海クルーズを
経験したことはあったのですが、
でも日本人の少ない環境で
海外から乗り込んで
海外の海を渡りたかった…

今回旅を計画する段階で
試しにプランを探してみたら
なんと、地中海クルーズ2泊3日で
1名で36,000円という超破格なお値段!
しかも憧れのバルコニー付き!!
飛鳥Ⅱだったら10万円超えること間違いありません。

まぁ、カジュアル船だし、
料理や設備の質は劣るのでしょうが、、、
でもその方が私は肩ひじ張らずに
楽しめる気がして好都合!

というわけで、貴重な週末、
バレー観戦を一旦お休みしてここは
夢だったクルーズを楽しむことにしたのです。

午後観光を終えてジェノバの港に行くと
いくつかの船が止まっており、
まずターミナルの敷地内に入るのに
チケットを見せて入れてもらいます。

大きな船が停泊しているターミナルへ
ドキドキしながら入って行くと、
実は隣のターミナルだったというオチ…
一回り小さい船が止まっている
隣のターミナルへ行けば
すぐに入口で荷物を預かってくれました。

おお、なんと行き届いたサービス…
ここは日本か!?(笑)

そのまま港の受付でチェックインを済ませ
待合室で待機…

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ここではウェルカムドリンクまで
用意されていました。

受付で渡されたグループ分けの番号札を手に
呼ばれるまで待機。
呼ばれたら空港と同じように
セキュリティーチェックを受けて
いよいよ乗船!!

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胸を高鳴らせ足を一歩踏み入れたら、
そこは憧れの世界…

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うわぉ~~~~~!!

すでに乗り込んだ欧米の乗客たちが
飲み物片手にロビーで談笑しており、
それもう想像していた通りの
画になる光景でした。

廊下をぐんぐん進んでいくと…

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My room。

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念願のバルコニー付きです!!

早速バルコニーに出て
ジェノバの景色を堪能。

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山の上、段々に建てられているこの風景、
船の上からだと奇麗に見える!
もうそれだけで、ここに来た喜びを感じ、
早速、非現実世界へ誘われ、
あっという間に夢の中の気分でした。

【15】へつづく…

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